リモデルトットリー1が終わって・・・

翌朝、鳥取砂丘へ新川さんを案内。裸足になって砂丘、通称「馬の背」まで・・・自称「晴れ男」の新川さん、その通りの快晴でした。新川さんは事前の鳥取リサーチと2泊3日の鳥取滞在ではかなり精力的に鳥取のまちを見て歩かれたようです。今後も何かの形でつながっていけるといいですね♪と期待しつつ・・・その後、鹿野の鳥の劇場のシンポジュウムへ


[芸術活動と社会の関係を考えるシンポジウム]手渡せるもの 芸術から社会へ/社会から芸術へ
合間に短い芝居の上演もありました。
パネルディスカッション
司 会 木方幸久 内閣府大臣官房総務課企画官/前経済産業省製造産業局デザイン・人間生活システム政策室長
パネリスト
    加藤種男 アサヒビール芸術文化財団事務局長
    青木由行 鳥取県企画部部長
    五島朋子 鳥取大学地域学部附属芸術文化センター
    田中文子 鹿野町在住 観客/地元の立場から
    中島諒人 演出家 鳥の劇場主宰
正直なところ、錚々たるパネリストによるシンポジュウムということで、何だか難しそうでついていけるかなぁと思っていました。それに鳥の劇場の経済的な危機という深刻な問題を抱えているということもあって、なんだか暗いのかなぁ・・・って(すみません)でもそうじゃなかった!しっかりついていけました。今、私が漠然と思っていたことがパネリストからの言葉になって、どんどんでてきたって感じです。自分自身の仕事は負け組み?と思っていたところがあっただけにパネリストのお話から勇気が湧いてきました。地方の経済、文化共に疲弊している今だからこそ、文化や芸術こそが手厚く保護されるべきだということや、地域に及ぼすあらゆる効果、鹿野の応援団代表の田中さんのお話では鳥の劇場ができたことで自分達の地域興しへの意識が変わってきたこと等・・・休憩時間に新川さんが米子から参加している人と話したら「鳥の劇場は鳥取の宝だ」と言われたそうで感激していました。全く同感です。存続できないなんてことになるような鳥取には未来があるのでしょうか。。
ちなみに会場は大入り満員で応援オーラで溢れておりました。中島さんも最後の挨拶で言葉が詰る場面も・・・思わず私もうるうるポロリ

リモデルトットリー1の報告

芸術でも鳥取を盛り上げる会のメンバーとボランティアをしてくれた鳥取の大学生からなる「チャリダー」(鳥取の情報誌を作っている学生の団体)を入れると64名程度の参加者数でした。ラッキー
交流会にはおかけんたさんもサプライズゲストとして来場されましたラブ私の説明が丁寧でなかったため、誰でしょう?と思われた方もたくさんいらしたと思われます。おかけんたさんがブログで鳥取のアート&まちブラのことを書いていらっしゃいますので是非ごらんください。

リモデルトットリー1の報告

美術ジャーナリスト新川貴詩氏による講演会 親切で丁寧な解説と噂通り、一時間という短い時間の中でしたが選りすぐりの画像を見せていただきながら作品の制作裏話やアートイベント後の住民の意識が変わったことや若い人たちが他県から定住したことなど興味深い内容でした。もっと聞きたかったと参加者の方から言われてしまいました。申し訳ないたらーっ
トークセッション~鳥取のまちとアートとの創造的なつながりを探して~新川貴詩氏+中島諒人氏(鳥の劇場主宰者)+尾崎佐智子(元キュレーター/呉服店経営)

参加してくださったのは様々な分野で活動されている方々ばかりだったのでトークセッションの後半からはまちの活性化に取り組んでいらっしゃる方々の想いや、悩みなどお聞きできましたし、今後のリモデルトットリに対する期待と要望なども次々出て盛り上がりました。え?ここが鳥取?と思えるような対話が続きました。