帰るまでに時間があったので
西新宿にある損保ジャパン東郷青児美術館へ。。。
末広がりの外観から「スカートビル」とも、「パンタロンビル」とも呼ばれる。42階にある高層の美術館です。
岸田劉生の麗子像はあまりにも有名ですがその不思議さ、グロテスクさに言葉も失う程、迫力や力強さがあるのはどうしてなのか・・・?
今回の展覧会「没後80年 岸田劉生 肖像画をこえて」を観てなるほどと納得できたような気がしました。岸田劉生の求めた道。80点の作品から「内なる美」へと向かっていく様が感じられる内容になっていました。人物のモデルが厳つい男であれ子どもであれ、可愛い花などを持っているポーズが妙におかしくて気になったけど西洋の絵の影響だとか・・・
しかし、38歳の若さで病死とは残念な限りですね。
常設展示ではかの有名なゴッホの「ひまわり」がありました縦1メートルもある大きな作品です。バブルの時代に58億円で買い、日本の金余り現象を海外に知らしめたという15本のひまわりの絵です(笑)どおりで奥の院に鎮座しておりました。
東郷青児の絵も食わず嫌いだったかも(笑)意外に好きだなぁと思う作品も観れたし♪気がつけば来場者も多かった。
結構穴場の美術館です。