Tokyo Art めぐり  その3


帰るまでに時間があったので
西新宿にある損保ジャパン東郷青児美術館へ。。。
末広がりの外観から「スカートビル」とも、「パンタロンビル」とも呼ばれる。42階にある高層の美術館です。
岸田劉生の麗子像はあまりにも有名ですがその不思議さ、グロテスクさに言葉も失う程、迫力や力強さがあるのはどうしてなのか・・・?
今回の展覧会「没後80年 岸田劉生 肖像画をこえて」を観てなるほどひらめきと納得できたような気がしました。岸田劉生の求めた道。80点の作品から「内なる美」へと向かっていく様が感じられる内容になっていました。人物のモデルが厳つい男であれ子どもであれ、可愛い花などを持っているポーズが妙におかしくて気になったけど西洋の絵の影響だとか・・・
しかし、38歳の若さで病死とは残念な限りですね。

常設展示ではかの有名なゴッホの「ひまわり」がありました見る縦1メートルもある大きな作品です。バブルの時代に58億円で買い、日本の金余り現象を海外に知らしめたという15本のひまわりの絵です(笑)どおりで奥の院に鎮座しておりました。
東郷青児の絵も食わず嫌いだったかも(笑)意外に好きだなぁと思う作品も観れたし♪気がつけば来場者も多かった。
結構穴場の美術館です。

Tokyo Art めぐり  その2

東京ミッドタウン・デザインハブ
私の若い頃の憧れ、グラフィックデザイナーの福田繁雄氏(今年1月に急逝)の足跡を振り返る展示が少しあって・・・中に入って行くと年鑑、「グラフィックデザインin Japan 2009年」の掲載作品の中から300点を実物と映像で展示してありました。デザインの力が楽しめました。


アジア最大のデザイン団体、日本グラフィックデザイナー協会の前にある大きなソファに座る息子。偶然にもトリコロールカラーびっくり

Tokyo Art めぐり その1

フナイタケヒコ展(2009年6月11日~18日・六本木ShonandaiMy Gallery)
ご近所のフナイ先生の個展会期中に私の東京行きが重なっていたのでラッキー!とばかりに娘と息子を連れて行きました。東京ミッドタウンの近くでした。お客様が途切れず、ゆっくりとお話はできませんでしたが子ども達にも理解できるように親切に解説してくださいました。

娘が部屋に置きたいという作品はコレでした↓「漂流する光景」か・・・さまよえると言ってもなんとなく明るく爽やかなイメージを受け取れる作品です。心地良かったです。

今年の4月に当ギャラリーそらで開催した「東北の恵み 手仕事展」ゆずりはさんが開催中の「二大原始布、~夏のきもの からむし・シナ布~」におじゃましてきました。

青山学院大学の脇を入った通りなのですが空気感が違う、雰囲気のある「蔦サロン」です。

今回の内容は私にはディープな着物の世界(笑)なのですが、マニアックな方々にはたまらない展示だと思います。実際、お着物姿の方々がしっかりご覧になっていました♪

素敵なロケーションですねぇラブラブ都心ですよ・・・