橋本さゆり展 The past and the future of "擬・ギ・戯"

橋本さゆり展 Sayuri Hashimoto Exhibition
~The past and the future of “擬・ギ・戯”~
2011.6.22(Wed)~6.26(Sun)
10:00~18:00(最終日は~17:00)


橋本さゆり
1977 神奈川県生まれ
2002 女子美術大学芸術学部絵画科洋画専攻卒業
2004 女子美術大学大学院修士課程美術研究科美術専攻修了(福沢一郎賞)
●個展
2005       「擬・ギ・戯」展(CAMERADA・中目黒)
2008        Oギャラリー(銀座)
●コンクール、グループ展
2003、2004   トーキョーワンダーウォール(東京都現代美術館)
         「怪作展」(EPOホール・小田原)
          グループ展(ギャラリー青羅・銀座)
2004、2005   「せいみつさんといきおいさん」
          橋本さゆり・清水理絵
          (ギャラリールデコ、ギャラリーエス)
2005        ラフォーレ原宿壁画プロジェクト参加

blog   http://hashims.blog.fc2.com

「はつゆめ vol.1」

ご予約受付中!
アート・パフォーマンス 「はつゆめ vol.1」
2011年6月25日(土) open 19:00 start19:30
        26日(日) open 14:00 start14:30
SPACE 空(B1)
入場料金 / 前売 1.000yen  当日 1.200yen
予約専用メール /  hatsu-yume@excite.co.jp
会場では特製野菜スープを400yenにて発売!

★長唄
山田 大 Dai Yamada
1982年東京生れ。2006年京都造形芸術大学映像舞台芸術学科卒業。在学中から身体をベースにパフォーミング・アートの作品をつくる。また、伝統的なリズムを取得するために長唄も始める。2008年より本格的に唄方を志し、弟子入り。現在、演奏会、歌舞伎公演、日本舞踊会等への出演を重ね修行中。
★ダンス
藤下 久美子 Kumiko Fujishita ぷ・みつなみ
1982年大阪生れ。鳥取大学教育地域科学部人間文化課程芸術表現コース舞踊学科卒業。幼少よりバレエを習い、大学にてコンテンポラリーダンスと出会う。日常に潜むコミカルな振りをダンスに盛り込み、シリアスなシーンを作りながらも笑いを誘う。2009年「しがアートフェスティバルびわ湖 ひと・まち・アート」屋上パフォーマンス、2010年「滋賀会館の放課後」ダンスパフォーマンス、2011年「第4回守山屋外美術展in東木光寺」ダンスパフォーマンス
★ドローイング
大西 晶子 Akiko onishi
1984年京都生れ。2005年京都嵯峨芸術大学短期大学部卒業。2006年「ひとコマ展」(ギャラリーさかな/京都)、2008年「みるく」(アンティークギャラリー/京都)、2010年「先祖」(同時代ギャラリー/京都)

鳥取県産杉材の家具と鳥取民藝工芸品とのしつらえ展

「鳥取県産杉材の家具と鳥取民藝工芸品とのしつらえ展」
6月2日~6月8日  open 10:00 ~ 18:00
Gallery そら  1F

”トットリプロダクツ協議会では「鳥取県緑の産業再生プロジェクト事業」で様々な取り組みを行っています。今回はその一環で鳥取県産材を使った住まいのリビングダイニングのトータル家具を製作致しました。今回製作の県産杉材を使った「家具」が、県産材の「家」と連携してモデルハウスの中で融合することを考えています。また、鳥取には吉田璋也が昭和の初めに取り組んだ鳥取民藝があり、その民藝品や工芸品を加えてのトータル展示も実現出来ると思います。鳥取にある様々な地域資源や業種業界が連携をして「鳥取まるごとプロデュース」をして、夢を売るビジネスとして発展出来るきっかけになればと思っています”
torinopro   http://www.torinopro.com/

智頭の大塚刃物鍛冶


果物ナイフとパン切り包丁です。
今回の展示では鳥取に鍛冶屋さんがあるということを
意外に思う人が多いようです。
何処にあるのですか?名前は?と質問されるので
にわか勉強で申し訳ないのですが
「智頭町にある大塚刃物鍛冶屋さんの刃物です。」
柄の部分は若桜町の木地師、山根粛(ただし)さんの
ろくろによるもので全てmade in Tottoriです。貴重なモノですね。

初日にギャラリーにご来場くださった方から
和紙で作った包丁のケースを翌日持って来て下さいました。
なんでもその方のお祖母さまが昔から「たくみ民芸店」
和紙で作った包丁のケースを納めていたのだとか・・・
今はビニールケースとなってしまいましたが
和紙のケースの可愛らしいこと・・・

今日はこのパン切り包丁の切れ味の良さを知人から
聞いたというご夫妻が買い求めていかれました。
こうして良いものは人から人へ言い継がれて広まって
いくのですね。

鳥取県産杉材の家具と鳥取民藝工芸品とのしつらえ展はじまりました

●日本海新聞掲載文(2011,6,1)


鳥取県産杉材の家具と鳥取民藝工芸品とのしつらえ展について

鳥取県内の山間部を自動車で走ると見事な杉林が続き、先人たちが営々と築き上げてきた山の手入れを見る事が出来ます。

ところが最近では、手入れのため山に入る人が極端に少なくなり、これをそのままにしておくと、山は荒れ放題となり、美しい山々が消えて行くこととなります。

戦後の復興時には日本の山々には杉檜が多く植林され、建築材として使われ、日本の木材自給率は100%に近いものがあったと言われています。しかし、日本の高度成長時からは輸入木材が急激に増えて、最近では日本の木材自給率が20%近くまで落ち込んでいます。

そのため、山の木材は行き場を失い、お金にならない山となり、そのため山で働く人が少なくなっています。いつまでも美しい山々を保つためには、山から切り出された木材を利用し、木材産業を発展させることが大切と思われます。

鳥取には全国的にも高く評価されている「智頭杉」があります。この智頭杉の活用こそが大切で、数年前からこの智頭杉を使った「県産材による鳥取の家」が県内地域で提案され、私達はそれを見る事が出来ます。

今回、トットリプロダクツ協議会では「鳥取県産杉材のトータル家具と鳥取の民藝工芸品とのしつらえ展」として、県産材により建築された家の中で、県産材の家具や、鳥取民藝や工芸品の品々でトータルに空間をコーディネートした「しつらえる」と言う試みを提案します。

近い将来、鳥取県産材で建てた家に、県産材の家具や吉田璋也が残した鳥取民藝から発展した郷土の造り手による民藝工芸品を使い、さらに鳥取の食を提供する『鳥取まるごとプロデュース』の取り組みが欲しいと思います。そのような活動が地域特性として県内外から人を集め、鳥取の産業振興や地域材利用拡大、さらに「鳥取の家を見る会」などを企画し観光産業につながればと思っています。

トットリプロダクツ協議会 プロデューサー/白岡 彪