竹久夢二展 あれこれ  


▲鳥取で開催される全国大茶道会に参加された山形からの来場者です。明日は皆さん着物だそうで・・夢二の描く着物美人にしばしうっとりされてました。

▲「朝の光」 松永安生 彫摺 
夢二の直筆の絵を版画化しているのですが原画により近い、まるで肉筆のような版画です。この版画制作は松永安生さん(平成12年没)といわれる木版匠でしたが彫りも摺りも共にできる伝統芸術家は他に類をみないそうです。文化庁指定の伝統技術保持者でもあります。
夢二のお孫さんにあたる、夢二の鑑定家、竹久みなみさんも松永さんのことを「夢二の魂を感じる木版画」と称し、夢二が言うところの「内的生活の感覚と言って好い情緒」が表現されていると絶賛されています。今回の展覧会は夢二監修の初版本を含む復刻版画を2フロアで展開しています。夢二の描く世界と共に版画技術の妙も併せてごらんください。

童画家のたなかかおるさんから
いただいた「夢のかけら」煎餅。
夢二展のおみやげグッズみたいです
ちょっと一息しましょうか・・