チャリティー絵画展4日目


 チャリティー絵画展4日目です。
少し肌寒い日でしたが、来場された方々はじっくりと
作品に見入っていらっしゃいました。

山本惠三先生
(独立美術)
油彩の作品。
小さな作品、大きな作品、いずれもぎゅっと密度が濃くて力強いです。

ざくろと柿、
写真ではわかりにくいですが、オレンジとブルーの配色がとても素敵。

2階には大きな作品があります。迫力たっぷりの2点です。
鳥取の海と、ベネチアの海。どちらも違った魅力がありますね。


岸本章先生(日展)
山陰の風景を描かれる岸本先生の作品。

自然のおおらかさ、力強さを感じます。
神話の頃の世界にも、きっとこんな光が溢れていたんじゃないかと思いました。

2階には大きな作品があります。
揺れ動く光と水面の色がとってもきれいです。


寺島節朗先生(日展)
今回の展覧会の発起人である寺島先生の作品。
寺島先生は、2008年にもgalleryそらで個展を開催されています。

ひと筆ひと筆丁寧に描き込まれた線がとても心地良いです。
すがすがしい空気が伝わってきそうです。

遠くの波から、手前で砕ける波まで、いろいろな表情があります。
砂浜にしみこむ海水の様子がリアル。波の音が聞こえてきそうです。

2階には大きな作品も展示されています。

チャリティー絵画展、13日(日)まで開催しております。
「購入の予定はないんだけど…」という方もどうぞお越しください。
もちろん、御自宅に飾る絵をお探しの方は、ぜひこの機会に。
お待ちしています。
(スタッフ 小林)

ギャラリー雑感

▲東日本大震災救援絵画展vol.2
5人のプロの画家さんのグループ展なので、見応えがあります。
入場者がいつもより少ないのはチャリティーと銘打つと、なんだか買わないといけないような気分になって来にくいのかな?と思ってみたりします。自分の好きな色の服を買うことにはそれほど抵抗がないけれど、同じ金額でも絵を買うという行為は日常から縁遠いことだと思います。お部屋に自分が好きな絵を一枚飾るという歴史が浅いので(畳のお部屋や床の間など)そういうことが当たり前になるのはもっと時間が必要かも知れません。ヨーロッパのお家には額が壁面いっぱいに飾ってありますものね。
もし、今後絵を買いたいと思っている方がいて・・自分好みの1つの作品を選ぶとしたら、ギャラリーに来ることからしなければいけません!!(笑)もしかしたら運命的な作品との出会いがあるかもしれません。
今日なども2日続けて来られた方が「やはりこの作品になぜか強く惹かれる」と言われてお買い求めになりました。そんなことも多々あります。そして作家さんと話をしてみることもおすすめです。買えなくても、この絵は好きだな~とか、もし買うとしたらどの絵を選ぶかな?って考えてみると真剣に観てしまう・・という今までとは違った見方ができますから是非やってみると楽しいですよ。絵が売れるのはお金持ちばかり・・と思われるかも知れませんが、私がギャラリーで見て来た限り、そうとばかりは言えません。
絵が売れないとこの世から画家がいなくなってしまうかも・・と少し憂いている安井でした。

NHK鳥取のいちおし情報便で紹介していただきました

NHKの午前11時40分から始まる「いちおし情報便」で
紹介していただきました。
去年は3.11直後のチャリティー展ということもあり、
各報道機関にもとりあげられ来場者も多かったのですが
やはり1年経つと来場者も心なしか少ない気がします。
絵描きのできること・・絵を描いて売ること。その売り上げを寄付すること。
とてもシンプルなことですが実行するのは難しいことです。
5人の作家さんたちの心意気を感じます。賛同していただければ嬉しいです。
なにより、鳥取の力のある作家さんたちの作品を観にご来場ください。