細田喜三郎 卒寿記念展 油彩作品展

細田さんは71歳から油絵をはじめられたそうです。
70歳まで役職を終えてからのチャレンジでした。約20年近く
NHKの油絵教室に通われ、グループ展は多くされましたが個展は初めてです。通っている病院の看護士さんや町内の人、絵の仲間、同窓生、鳥取銀行時代の後輩、囲碁のお仲間、普段はギャラリーに来場されない方々もたくさんおいでになり、にぎやかです。

5年前に奥様の博子さんが逝かれましたが、失意の中、細田さんはこの奥様の肖像画を描くことで復活されたそうです。今回の個展で奥様への愛情がひしひしと感じられる場面が多々ありました。奥様も喜んでいらっしゃると思います。
 

喜びあふれる卒寿記念展

 

今日から個展を開催されている細田喜三郎さんには
子供さんが3人、お孫さんが8人、ひ孫が2人。立派なお花がたくさん届きました。ギャラリーの近所の方から「有名な人ですか?」と聞かれてしまいました(笑)70歳から始められた油絵と囲碁や将棋、現在もずーっと続けている細田さん。
私に「本当は個展などおこがましいと思っていたけど、今日こうして開いてみると今まで続けて教室に通っていて良かった。懐かしい人や、思わぬ人が来てくれて、嬉しい。」と嬉しそうに言ってくださいました。50年前の細田さんを知っている方が現れたり、囲碁の仲間の方が「こんなに絵が描ける人だったのか!羨ましいわ・・」と尊敬されたりして。。
今日は本当に忙しくて、来場者とず~っとしゃべり続けていた細田さん。気疲れされていないのかなぁ‥そんな心配をよそに「楽しいわ」と笑っていらしゃいます。
▲細田喜三郎 作「鳥取城跡 お堀」

細田喜三郎展はじまりました。

オープンと同時に、多くの方がいらっしゃっています。
細田喜三郎「卒寿記念」油絵作品展、本日より賑々しく開始です。


松葉ガニを描いた作品。
カニの表情がどこか可愛らしく、大胆な感じが好きです。

他にも身近な静物や、鳥取の風景を描いた作品、
30点あまりが展示されています。

展示は20日(日)まで。どうぞご来場ください。
(スタッフ小林)

さんいんmato準備中

 ギャラリーそら企画展さんいんmatoにむけて準備中です。
山陰のクリエイター53人が表現する、
世界でたったひとつのマトリョーシカが大集合します。
ぜひ観にいらしてください。

ご近所にDMを置かせていただきました。
みなさん快くご協力いただき、どうもありがとうございます!
 
食堂カルンさん       cafe bird-nestさん

美容室airさん

五臓圓カフェ Paumeさん

patisserie & cafe drop さん
(スタッフ小林)

チャリティー絵画展最終日

 チャリティー絵画展最終日です。
期間中多くの方にお越しいただきました。
主催者の先生方は、作品の売上の一部を、
日本赤十字社を通じて寄付されるそうです。
ご来場いただいたみなさま、どうもありがとうございました。

(スタッフ小林)

チャリティー絵画展5日目

 チャリティ絵画展5日目です。
今日は5月とは思えないような冷え込みでしたが、
多くの方が訪れてくださいました。


中尾廣太郎先生(東光会)
人物画で有名な中尾先生の作品。
今回は風景が中心です。

イタリアの港の風景。淡い色が幾重にも重なってとってもきれい。
時がとまってしまったかのような景色です。

勢いのある線。スケッチも魅力的です。

2階には人物の作品もあります。


谷川将樹先生(日展)
東京を拠点に活動されている谷川先生。
2009年にはgalleryそらで個展を開催されました。

しろくまの姿がみえます。
背景の赤としろくまのコントラストがとっても素敵です。

一見すると抽象画のようにも見えますが…
よく見ると動物の姿がみえます。
生きものの姿だけでなく気配(オーラ?)も
描かれているように見えます。
もしかしたら私たち人間もこんな風に気配が出ているのかも。


2階には各先生方の大きめの作品が並んでいます。

あと残り2日間となりました。
まだご覧頂いていない方は、ぜひお越しください!
(スタッフ 小林)

チャリティー絵画展4日目


 チャリティー絵画展4日目です。
少し肌寒い日でしたが、来場された方々はじっくりと
作品に見入っていらっしゃいました。

山本惠三先生
(独立美術)
油彩の作品。
小さな作品、大きな作品、いずれもぎゅっと密度が濃くて力強いです。

ざくろと柿、
写真ではわかりにくいですが、オレンジとブルーの配色がとても素敵。

2階には大きな作品があります。迫力たっぷりの2点です。
鳥取の海と、ベネチアの海。どちらも違った魅力がありますね。


岸本章先生(日展)
山陰の風景を描かれる岸本先生の作品。

自然のおおらかさ、力強さを感じます。
神話の頃の世界にも、きっとこんな光が溢れていたんじゃないかと思いました。

2階には大きな作品があります。
揺れ動く光と水面の色がとってもきれいです。


寺島節朗先生(日展)
今回の展覧会の発起人である寺島先生の作品。
寺島先生は、2008年にもgalleryそらで個展を開催されています。

ひと筆ひと筆丁寧に描き込まれた線がとても心地良いです。
すがすがしい空気が伝わってきそうです。

遠くの波から、手前で砕ける波まで、いろいろな表情があります。
砂浜にしみこむ海水の様子がリアル。波の音が聞こえてきそうです。

2階には大きな作品も展示されています。

チャリティー絵画展、13日(日)まで開催しております。
「購入の予定はないんだけど…」という方もどうぞお越しください。
もちろん、御自宅に飾る絵をお探しの方は、ぜひこの機会に。
お待ちしています。
(スタッフ 小林)

ギャラリー雑感

▲東日本大震災救援絵画展vol.2
5人のプロの画家さんのグループ展なので、見応えがあります。
入場者がいつもより少ないのはチャリティーと銘打つと、なんだか買わないといけないような気分になって来にくいのかな?と思ってみたりします。自分の好きな色の服を買うことにはそれほど抵抗がないけれど、同じ金額でも絵を買うという行為は日常から縁遠いことだと思います。お部屋に自分が好きな絵を一枚飾るという歴史が浅いので(畳のお部屋や床の間など)そういうことが当たり前になるのはもっと時間が必要かも知れません。ヨーロッパのお家には額が壁面いっぱいに飾ってありますものね。
もし、今後絵を買いたいと思っている方がいて・・自分好みの1つの作品を選ぶとしたら、ギャラリーに来ることからしなければいけません!!(笑)もしかしたら運命的な作品との出会いがあるかもしれません。
今日なども2日続けて来られた方が「やはりこの作品になぜか強く惹かれる」と言われてお買い求めになりました。そんなことも多々あります。そして作家さんと話をしてみることもおすすめです。買えなくても、この絵は好きだな~とか、もし買うとしたらどの絵を選ぶかな?って考えてみると真剣に観てしまう・・という今までとは違った見方ができますから是非やってみると楽しいですよ。絵が売れるのはお金持ちばかり・・と思われるかも知れませんが、私がギャラリーで見て来た限り、そうとばかりは言えません。
絵が売れないとこの世から画家がいなくなってしまうかも・・と少し憂いている安井でした。

NHK鳥取のいちおし情報便で紹介していただきました

NHKの午前11時40分から始まる「いちおし情報便」で
紹介していただきました。
去年は3.11直後のチャリティー展ということもあり、
各報道機関にもとりあげられ来場者も多かったのですが
やはり1年経つと来場者も心なしか少ない気がします。
絵描きのできること・・絵を描いて売ること。その売り上げを寄付すること。
とてもシンプルなことですが実行するのは難しいことです。
5人の作家さんたちの心意気を感じます。賛同していただければ嬉しいです。
なにより、鳥取の力のある作家さんたちの作品を観にご来場ください。