郷土から日本・世界を視る古地図展 

吉田幹男さんが収集してきた古地図を一堂に展示しました。1Fは世界の古地図や伊能忠敬の地図、日本で最古の木版地図、逆さ地図や勝海舟が作らせたオランダの航海図を日本語に翻訳し、作り直させた地図等々、地図に興味が無かった人でも本当に面白く視れる展覧会となっています。2Fは鳥取県・鳥取市、その近隣県を中心にした古地図を展示しています。

▼オープニングでは現代版北前船コンサート、明楽(あきら)みゆきさんのチェンバロ演奏が古地図をバックに開催されました。優雅で壮大なロマンを感じたひと時でした。

▼オランダの地図を元に勝海舟が作らせたという地図。超細字の文字が木版画というのだから驚きます!日本独自の精密さは一見の価値有りです!!

▼逆さ地図!これを視ると日本の中心は山陰だった!?と吉田さんの説。
地図を見ていると想像の翼が膨らんでくるものですね。

▼鳥瞰図 日本最古の地図と言われています。下の地図は拡大コピーしたものです。富士山の次の高い山が大山とは?!不思議♪

▼吉田さんのコレクションは古地図(紙/書籍)だけではありません。陶器もあります。吉田さんは現在77歳になられますが多分、鳥取市では一番早くパソコンを手に入れた方だと聞いています。現在もヤフーオークションで興味のある古地図が出てきたらポチッとされているようです。吉田さんのギャラリートークは大変楽しいので是非会場にお越しくださいませ。15日(日)まで!!