作家さんの工房を尋ねて編 岩美/真名焼 難波 勲さん

球への鳥瞰(ちょうかん)・・・難波さんの作陶展のタイトルです。

古地図等で鳥瞰図という技法があります。鳥の目線で空の上から斜め下を見て描く3D画像のようなことを言うそうです。
今回の展示では球体をたくさん展示します。鳥になって空高くから地上を見下ろしたら何か気になる球体が・・・難波さんの不思議な世界です。「穴の開いた壷はみんな見向きもしなくなっているから穴の空いてない、球体を作った・・・!!!」そんなお話を聞き、実際に穴窯のある岩美の真名へと取材に行きました。(5月)その日は正に火入れの時だったのです♪これは良い写真を撮らなくては💕

難波さんが自ら造成した真名かいろうの里。

▲一眼レフを持って行ったのですが、スタッフ池田が急に「シャッターが降りなくなりました💦」と言うのでナント!私がiPhoneでパシャパシャ・・・▼結局このDMに使われました。いろんな意味で臨場感溢れる一枚です😁

 

▲難波さんの経歴はとても興味深く、「真名焼の世界 絵画からやきものへ」という自費出版本で知る事ができます。陶芸家でありながら現代アーティストの視点がある気骨の陶芸家です。
是非、作品展を通じて難波さんの世界観を覗きにいらしてくださいね♪