故郷を愛して 〜因幡国2000年 よもやま話〜

こんにちは!スタッフMです。

「因幡国2000年 よもやま話 イラスト展」が、川口敬恵さんの日本画展と同時開催中です。

この本を出版されたのは、福田修三さん。

鳥大附属中学校時代からの同級生川口さんが、福田さんの普段の手紙などに添えるイラストがあまりにも素晴らしいので、イラストを主にした冊子をつくることを強くおすすめされたそうです。

そこには、因幡国の歴史が分かりやすく記されています。まるで昨日見て来たかのような、ほのぼのするスケッチ風のイラストがメインにあるので、楽しく拝見させていただきました。

「福田さん!タイムスリップして来られたんですか?それとも、実は2000年以上生きておられるんですか?」

こんな冗談を言ってしまったくらいです。

戦国時代は、特に興味深くて、胸にぐっとくるものがあります。

他の歴史書とは違い、福田さんの偉人に対する敬意や解釈が書かれているからです。

「歴史を勉強したおかげで、僕は吉川経家とも、友達になれたで!あいつはほんにすごいやつだで!」

目をくりくりさせながら、こう話してくださいます。

地元のお祭りの事もとてもお詳しく、文化を守るための熱い思いも知りました。

 

故郷の歴史を知る事は、生まれ育った地を愛し、大事に思う事ができるのです。

そして誇りとして生きていけるのです。

 

大先輩に大切な事を教えていただきました。

 

著者の福田修三さん 右

編集者の川口敬恵さんと横山璋也さん

(写真:yasui)