10回を迎えた公募展「交差展」について

 今から10年前、第1回目の交差展は森茂樹さん(森絵画研究所主宰)が「ギャラリーそらにもっと絵の展覧会が増えるように、そして気軽に絵を展示できる機会を・・・」と考えてくださって始まった展覧会なのです。第3回までは森先生の先導で開催が続き、4回目以降はギャラリーが主導で開催を続けてきました。第6回目からは「ギャラリーそら賞」を設けました。(副賞として翌年度に個展をプレゼント)

過去の受賞者は宮本久義・マリ(テンペラ絵画・現代アート・インスタレーション等)、井蛙idoa(おかんアート カエル大好き作品)、出村雅俊(写真)、そして今期10月に発表を控えている三谷さやか(布・刺繍・染色の作品)の4組です。個展はそれぞれ大変好評をいただいています。交差展が果たす役割は高かったと思っています。この交差展を今期で終了させるのはあと髪を引かれる想いもあるのですが、今後は新たな視点でコンセプト等も考えながら進化していく公募展を企画しようと思います。どうか多くの方々に賛同いただき、美術への関心が少しでも高まるよう努力していきたいと思っています。そして今まで出品してくださった皆さんに引き続きよろしくお願いしますと共に感謝申し上げます。10回目の交差展も盛り上がっていきましょう♪♪

by galleryそらスタッフ一同

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ギャラリーそら公募展 交差展vol.9 ギャラリーそら賞発表!!

今回の公募展「交差展」は31人の出品者で開催しました。
9回目となるとメンバーも一部固定し、本来ならマンネリ化するところですが、毎回新鮮に感じます。なぜなら前年と比べて確実に進化しているところ、そして参加者の気合をバシバシとストレートに感じるところがこの公募展の魅力だからです。
そして、様々な表現、ジャンルの作品の中からギャラリーそら賞選考は本当に毎回ギリギリまで悩みます。
今回は三谷さやかさんの藍染をした布に捨てることができなかった布の端切れを集め、半立体のお面を作った作品に決定しました。三谷さんは畑で藍を育てたり無農薬の野菜を作ったりしながら体に優しいお料理や植物性だけを使ったスイーツなどを作ります。カフェ・ミューンという屋号を持って活動もしていますが元々は服飾の学校を出ているのでウエディングドレスも作れる人です。彼女の生活スタイルも含め、彼女の作品とその世界観を見てみたいと思えたからです。
今回特に絵画部門が油絵、クレパス画、日本画、アクリル画と充実し、レベルも高く見応えがありました。主催者側として特に嬉しかったのは出品者の中から響き合う同士で一つの展覧会が生まれたことです。(来年の6月予定)アートを通じて生き生きと暮らし、その喜びを周りの人たちへと伝染させるくらいのパワーを持っている人たちなので、今から楽しみにしています。アートの持つ不思議なパワー・・・日々感じています❤

△三谷さんの作品

△自作の前でプレゼン中です

△ギャラリーそら賞受賞の三谷さやかさん(左)

オープニング前夜の交流会

 

 

多くの来場者に恵まれ、出品者も嬉しい在廊。

白谷工房 中村建治さんの寄木展について

 鳥取県日野郡日南町在住の寄木作家、中村建治さんの前職は大工でした。(頼まれて時々大工さんもされるようですが)

建築で古材や端材が出てしまう中、捨てるのは忍びないと試行錯誤の後、独自で寄木細工を習得されました。鎌倉の寄木は有名ですが中村さんの寄木は一つ一つ、作っていく方式で(寄木の塊を薄く切って板に貼り付け、様々な加工用品にするという方式ではない)つまり裏側も同じ木なのです。だからアクセサリーになった時など裏から見ても美しいです。

何年か前に人気TVドラマの主人公が中村さんの寄木の星のヘアゴムを毎回つけていて、その影響もあり寄木のヘアゴム大ブレイクしました。

現在は寄木を中心とした木工作品を制作する白谷(シロイタニ)工房を主宰する中村さん。ギャラリーからの要望もすぐ形にしてくださり、その柔軟性に関心しています。現在は都会の雑貨店などを中心に海外でのweb販売も始まりました。大きなweb通販サイトからオファーがあったりと大きく飛躍しようとしている作家さんです。ギャラリーそらのスタッフ共々、中村さんの人柄を知るほどに応援したくなる作家さんの一人なのです💕

生活の中で木の持つ温かみ、優しさを感じてもらえるような身近な作品を作れたら嬉しい・・・と日々精進されています。
1月12日から17日まで寄木展を開催しています。
※作家在廊日は12・14・15・17日 
人気のワークショップは14と15日の2日間開催!!
詳細はここをクリック→🌟

 

 

 

 

 

 

 

「わっか」冬号にtottori handmadePOCO が紹介されました

来年の夏で10周年を迎える手作り作家集団

「tottori handmadePOCO」メンバーが紹介されました。

それも表紙を飾りました!なぜ私が後ろの方でドヤ顔をし

て写っているのか・・・、それは「わっか」を手にとって

ご覧ください。この冊子は中心市街地活性化協議会が発行

されているので、中心市街地にしか配布されていません。

各店舗などにも設置してあるようです。ギャラリーそらに

も設置しています(新年5日からの営業になりますので

ご注意くださいませ)初めて新年に開催する『POCO』

楽しみですね♪

ワークショップなど盛りだくさんです。
詳細はホームページのスケジュールでチェックしてくださいね。
オーナーの独り言、久しぶりの投稿です。来年は
Facebookよりこちらを中心に頑張ろうと思っています!

 

わたしたち、喜びました~♪♪

ギャラリーそら
安井様

お世話になります。
このたびはお忙しい中何度もお電話差し上げ大変失礼いたしました。
だいたい作家ものをいただくとプロフィールカードか何かがついてくるものと
うっかりしっかり頭に叩き込むことをしなかったのがいけなかったのですが
お調べいただき、ご丁寧にお知らせを頂戴しましてありがとうございました。

樋野さんのサイトも作品同様繊細かつ自然で素敵でした。
たかが一枚のストールですが誰かの手仕事ということが糸の一本一本、色の淡い発色に丹念な織り…人間の営みがしっかり織り込まれているようで、やっぱりどんな方な のか何を思い作っているのかどんな自然に囲まれているのか興味がでるのはそれだけ作品が優しいながらも力を持っているせいでしょうか。
 旅先の興奮もあり手にできました悦びはひとしおです。
大阪ではいろんなショップもありますがやはり地域に根を張り
志をもってものづくりをしているかたのお話を聞けたり作品を見られるのは楽しく嬉しいことです。

安井様ならびにお店にかかわるスタッフのみなさまもそういった方々にいろんな機会を設け素晴らしいお仕事だと羨ましくも思います。鳥取には来るたびに「文化」を感じます。また渡り鳥みたいにお伺いできる日を楽しみにしております。

感謝

時々、こうしてお客様からハッとさせられる言葉を頂く事があります。作家さんはもとより私たちギャラリー運営者にとってもモチベーションの上がる、有り難い一期一会です。
もちろん、樋野由起子さんにもお伝えしました。その結果、来年の12月にショップ特集に出品してくださることが決まりました💕💕💕良い事だらけ・・・

gallery NOW!!!

最新の情報はinstagramやFacebook、Twitterへと移っている状況です。
もう少し落ち着いてホームページを更新したいのですが・・・日々の仕事に追われる毎日、反省しつつどうしたものか考え中です。
気楽に日々更新している下記のページがありますのでご覧頂き、いいね!やフォロー頂けたら幸いです。
▼クリックでギャラリーそらのインスタグラムページに飛びます
このサイトは安井が担当で気ままに運営しております。

▼gallery shop SORAのインスタグラムページ
スタッフ池田のセンスでcoolな写真をupしております。

▼ギャラリーそらFacebookページ

▼ギャラリーそらのツイッター
是非是非、フォローしてくださいませ。

2016年 あけましておめでとうございます 


今年もかぶりもの、やっちゃいました(笑)スタッフ共々ノリが良いのが特徴です💕
明るい笑顔でスタート致します。どうぞ遊びにお立ち寄りくださいませ。
例年ならば1月はスローペースで始まるギャラリーですが今年は面白い企画が続きますのでお楽しみに♪♪ 
それでは皆様、ギャラリーでお待ちしています♪

ご無沙汰しておりますが元気です♪

        
みなさん、ご無沙汰しています!
ギャラリーそらもこの9月で13年目になります。はじめの頃は年に半分も稼働していなくて、「オーナーの独りごと」が大変充実していました(笑)おかげさまで現在はギャラリーとギャラリーショップの運営で忙しい毎日です。なのでオーナーの独りごとは現在、Facebookに移行したという感じです。Facebookでは毎日のようにUPしておりますので是非チェックしてみてくださいね。いつもありがとうございます♪♪
Facebookページへ↓クリック

岡山のガラス作家6人による展示会 でぇ~れ~Glass 作家紹介その2 


有松啓介

岡山県からお越しの観光客の方々で有松さんのことを知らない方はいませんでした。
それほど県民からも愛され、ご活躍の作家 有松啓介さんです。

金ぱくの隙間からのぞく、赤と緑のほおずきの実。神秘的で女性的、こちらを鑑賞される方々からは「わあ」という声があがります。

ベンガラを入れることで出せるオリーブ色のグラス。

金魚と小鳥の風鈴はこの季節にぴったりです。

金魚鉢に、何匹の金魚? 1点1点金魚の数も泳ぎ方も違います。

有松さんの作品には、絵画の要素や、隠れたところに遊び心を加えてあり鑑賞する楽しさがあります。日々の生活に彩りが加わり豊かな気持ちになります。

岡山のガラス作家6人による展示会 でぇ~れ~Glass 作家紹介その1 平田將人の魅力

岡山のガラス作家6人による展示会
でぇ~れ~Glass

今回の企画が実現しましたのは、昨年9月に平田將人氏との出会いがあったからであります。

​キャリアを積まれた方、若手作家、現代アートを取り入れたもの。平田さんの紹介で様々な表現のガラス作家6人による見応えある展示となりました。会期も残り僅かとなりました。是非ご高覧くださいませ。


平田將人
galleryshopSORAの1ヶ月間のガラスの特集でオリーブ色の器、どの時代であっても上品な存在であり続ける魅力で記憶に残っておられる方も多いと思います。また、鳥取で定期的に作品を発表されておられた事もあり、長年の平田ガラスファンの方も多くいらっしゃいます。





瞬間的な判断で作品の仕上がりが左右される、と話してくださいました。緊張感が伝わってきます。

また、使い手の気持ちも考えられ、子どもから大人までが持ちやすい形状のものや、お客様からの声から生まれた、美味しくビールがいただけるグラスなど、いつもの生活が豊になるグラスが並びます。

岡山県は全国の中でもガラス作家の多い県で、こちらに関しては平田さんもなぜこんなにも増えたんだろうと言われたほどです。そして岡山県民は普段の生活でガラス食器を使う事が多いようです。こちら鳥取県が陶芸作家が多く陶器を好んで使用するのも厳しい冬の寒さゆえ、暖かさをかんじられる土の器を好んだのか…平田さんとの会話を通していろんな関係性や違いを見つけるのも楽しい時間でありました。隣同士の県、それぞれの魅力をこれからも共有したいと思います。