日本とフィンランドの文化・アートについてのお話
人口の一番少ない鳥取でもフィンランドと鳥取の不思議な関係が明らかに・・
8月26日(月) 午後4時半〜6時半
フィンランド・センターからパシ・ヤルヴィネン氏を交えて作家と3人でトークショー,その後に気軽な交流会を開催します。参加無
8月25日(日) 午後2時〜3時半
造形作家、2人によるギャラリートークと気軽なおやつタイムをご一緒に
参加無料 フィンランドのお菓子も出てきます!!
PAPER WEIGHT・紙の重さ
Yu ANDOH &Emilia TANNER exhibition
2019/08/25〜09/04
アーティストについて
Emilia Tanner(1990年生まれ)はヘルシンキ美術大学で学び、美術学士を取得。現在は美術修士過程にある。
安藤悠(1985年生まれ)は鳥取出身で、日本とフィンランドで自らの作品を展示する傍ら、フィンランドのアーティスト作品を山陰で企画。
お互いの国と文化からの影響を反映させるために使う共通の媒体は紙だ。
1990年代、鳥取はフィンランドから製紙用パルプを輸入していた。更に鳥取とフィンランドの関連に関して言えば、2012年、2013年にヘルシンキで鳥取とフィンランドに関連した紙を使った民芸品などの展示も行われた。二人のアーティスト達は鳥取とフィンランドの歴史的、文化的な接点に興味を抱いた。
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今年、フィンランドと日本が外交関係国となって100周年を迎えることをご存知でしょうか。
フィンランドといえばムーミン、サンタ、森と湖、オーロラ、サウナ、マリメッコ、ヘビメタ、北欧デザイン等々思い浮かぶのではないでしょうか。(私の個人的なイメージです)日本人も大好きな国です。そして知れば知るほど鳥取とフィンランドはとても似ている点が多くあることなど興味の尽きない国です。
大都市を中心に記念行事が開催されている中でどうして人口の一番少ない鳥取で
フィンランドとの友好国100周年記念2人展が開催されることになったのでしょう・・・そのことについてお伝えしなければと思いました。
この展覧会の主催の一人、Yu ANDOH (安藤悠)は鳥取出身で現在フィンランドのヘルシンキで翻訳やライター、マルチアーティストとして活動中です。もう一人は知人でもあるヘルシンキ美術大学大学院生のEmilia TANNER(エミリア)。現在は筑波大学の交換留学生。この2人がギャラリーそらで展覧会を開催します。
Yu ANDOH は今までにもフィンランドと鳥取の文化を互いに紹介するアートイベントを主催してきた実績があります。日本・鳥取とフィンランドの架け橋になりたいという想いとエミリアさんが日本で展覧会をしたいという想いが重なり、今回の展覧会が実現したと言えるでしょう。瑞々しい2人の作品展は東京のフィンランド大使館に隣接するフィンランドセンター(フィンランドの文化・学術・教育を推進する機関)からも認められ支援を受けることができました。展覧会期間中の8月26日にはフィンランドセンターのプロジェクトマネージャー、パシ・ヤルヴィネン氏も来鳥され、鳥取とフィンランドの文化やアートなどについてトークショーにも参加していただけることになりました。
この貴重な展覧会とイベントを是非多くの皆様に知っていただき、フィンランドと鳥取の友好を深めていただければと願っています。
galleryそら 代表 安井敏恵