グループ鳥 わたしたちの日本画展vol.2 新緑もゆる、風薫る、いま。終了しました

日本画集団 グループ鳥 主宰 白岡文江さん指導のもと楽しく真面目に研鑽を積んだ生徒の皆さんが機は熟したとばかりに4人のグループに分け、合計6回の展覧会を開催する事となりました。今年は3回(来月6月にも3回目が開催予定)、来年も3回(4・5・6月)開催します。教室全体でのグループ展と比べ個性がより明確に出る4人展。見応えがあります。2番目のこのグループは男性ばかり。シャイでナイーブ、ソフトな態度は女性人気の方ばかりです(笑)絵もそこはかとなく…繊細で優しさに満ちた作品ばかりです。
▼ 高階金一 作品群


▼井本一男 作品群
井本さんは湯気や霧、飛沫等、もやもやっとしたしたところが好きで、良く描いているそうです。

▼大賀節夫さんの描くピンクの仁風閣は愛らしい構図とムードが人気でした。

▼川口勝義さんの作品の中でもひときわ目を引く因幡の麒麟獅子。

2015年 交差展vol.7 ギャラリーそら賞 発表!!

前回から公募展「交差展」に「ギャラリーそら賞」を設けました。
翌年に個展をプレゼント!というものです。
私とスタッフで相談の上、独断と偏見で決めさせていただく賞なのです。
さて、今年は29人の中から1人!もしくは1グループに…
今回は本当にギリギリまで迷いました。最後には3候補(一つはグループにする案)まで絞りましたが
結果はその候補に入っていなかった意外な作品に決まりました。
発表します!!!!!!!!!!!!!!!!!
100均愛好家主婦、「井蛙 idoa」さんの
「蛙 カエル かえる」です!おめでとうございます。
来場者への心に残った作品は?のアンケートでは一番の人気作品でした。
しかし、選考当初は賞の対象ではありませんでした。
この作品群を中心にギャラリーの大きな空間に展示するのは
あまりにも大変だ…ということがネックでした。
井蛙さんが毎日のようにギャラリーへ在廊され、その会話の中でわかったこと。彼女が主婦をしながらコツコツと楽しんで制作を続けていること、100均の達人、DIY、そして版画や型染めなどの作品も制作している。
井蛙さんの作品群は鑑賞者に「カワイイ♪カエル、萌え~~♥️」というパワーで元気を与えていたように思います。
プロアマ問わず、ジャンルも問わない「交差展」ならではの選考結果です。今回は力作が揃い、迷いに迷ったせいかもしれません。
最後に、井蛙さんが毎日違う蛙のTシャツを着て在廊をされていたことが高ポイントだったことも伝えておきます(笑)主婦の「ど根性ガエル」を見せていただきたいと期待しています。