スイス・イタリア旅行完結編


このコーナーも旅日記と化してきましたね。私も疲れたのでとりあえず、これで終わりにします。イタリアで学ぶ「建築学」は特別なもののようで、大学では六年間も勉強するそうです。イタリアを代表する建物、ミラノの「ドゥオモ」を始めとして建築物が凄すぎ!!「ドゥオモ」なんかは14世紀に作り出して完成は19世紀というのだから・・・・なんとも悠長な?というか壮大な計画!
最後に、書けなかったけれどフィレンツェから高速バスで280Km,「アッシジ」も良かった。丁度日曜日のミサが終わった頃だったから良かったけど、ミサの途中で観光客がぞろぞろとフレスコ画や建物を見て周ってたら、
地元の人たちはいやだと思う。。。そして、平田氏に連れて行ってもらった、カンツォーネを聞きながらローマの海鮮料理&パスタの美味しいお店、「LISTA der GIORNO」リーズナブルで雰囲気も良かった♪
また行けたらいいな(^o^)丿飛行機
写真は「ドゥオモ」の内部だと・・思う(~_~;)

ホテルEDEN


私達が泊まったホテルはローズガーデンという
4つ星ホテルで、アメリカ大使館のまん前に
ありました。そのおかげか?
まだ一度も泥棒とかの被害に遭ってないという
ことです。
五つ星ホテルでも被害に遭うことがよくある
そうで、ホテルから出てすぐに、引ったくりに
会う人も多いようです。
幸い、今回の旅行は何ごともありませんでした。

ホテルEDENのドアボーイが素敵なので、
記念撮影

ローマ在住、平田ゆたか画伯


ローマでの3日間は
「イタリアの光を描いて30年・・・」
平田ゆたか氏に案内していただきました。
ツアーでは体験できない、素晴らしいローマを
体験させてもらえました(^o^)丿
先ずは、平田氏のアトリエ訪問から。。。
ドアには4つの鍵が・・・日本で個展を開催中に
泥棒に入られたそうです。手に入りにくい、
貴重な油絵の具がごっそりと盗られたという話です。
(ジプシーと呼ばれる人たちではないか?
ということですが、蚤の市などで格安で売られて
いたりするそうですよ)
そんなスリリングな街、ローマに30年以上暮らす
平田さんはいかにも芸術家の風貌で、物静かな
方なのですが、時間が経つとともに、イタリアン
ジョークが炸裂し、始め私達はついていくのが
精一杯でした(^_^;)

ROMEのホテルEDEN


平田画伯にディナーの予約を入れていただいた、
超高級ホテル「エデン」。
ROMEは高層ビルは建てられないので、たしか
7階建てだったと記憶しているけれど、
ここのホテルの最上階レストランからの
眺めは抜群で、(夜10時頃まで明るい)
バチカンを始めとして
ROME全体が見渡せるという素晴らしいところでした。
日本からも政府の要人(田中真紀子さんなど)
はもちろんのこと、世界中のVIPが泊まるところと
あって、私たちも息子の卒業式に持って行った服を着て、
緊張の面持ちでテーブルに着きました(^_^;)
でも、平田ご夫妻の気さくなお話と上等なワインと
洗練されたお料理で最高の気分に!
最後のカプチーノを飲む頃には日付が変わる時間に
なっていました。

写真はホテルEDENのロビー 
ロビーは小さいけれど、調度品や装飾品を見ると
さすが~♪ってわかりますよね。

平田画伯と真鍋氏


写真は平田画伯と高校の時に同級生だった
真鍋氏。(写真右)
今回のイタリアは真鍋氏のお誘いを受け、
図々しくも同行させていただいたのです。
おかげで?道中、笑いっぱなし(^o^)丿
平田さんのイタリアンジョークに負けず劣らず
のジャパニーズおやじジョーク?炸裂です。

ローマの街では芸術家がとても尊敬され、
愛されているんだなぁと
平田さんを取り巻く人々の態度で感じました。
そうそう、バチカン近代美術館に平田さんの
作品が所蔵されているのですよ!拍手
ローマの夜明け時を描いた作品など、
(デザイン出身ということもあるのでしょうか?)
素晴らしく洗練された色使いと構図で
静と動の空気感が感じられる、繊細な作品です。
平田さんが日本で個展を開催する時は、
是非(多分、東京)ご高覧くださいね。

ピッツア・パスタ・ポルチーニ・ジェラート・・・


日本でも美味しいパスタやピッツァが食べられるように
なっているので、さほど感激することはなかった。。。
っていうか日本の味になれているせいか、絶賛するほど
の美味しさではなかった。。。必ず真っ先に出てくるパン
にはちょっと参った。弾力性がありすぎる?味がない?
オリーブオイルやパスタのソースなどを付けて食べる
そうですが、お代わりをすることはなかった・・・
スイスのパンは美味しかったんだけどなぁ。。。
ジェラートは私にはちょっと甘過ぎかな?
今の時期はポルチーニ(きのこ)の旬だそうで、
グリルしたものを食べてみました。
子どもたちからは「焼きナスみたい」との
感想でしたが、美味でした。きのこオレンジ
ポルチーニって、もっとかわいいきのこのイメージだった
けど、見た目はでっかい椎茸?って感じです。

イタリアで歌う!


イタリアはユーロになってからインフレが進み、
賃貸住宅の値下げを訴えるデモと遭遇したほどです。
日本と同じく老人の割合が多く、若い人は家を買うのも
困難で、結婚も晩婚になっているようでした。
ミネラルウォーターを一本買うのに日本だと
150円なのにその倍近くもするんだから、
生活するには大変です。しかし、病気で救急病院へ
行く場合は、手術でも無料だそうです!
悪名高き救急病院については数々のエピソードを
聞かされました・・・

写真はローマで歌う息子と友達(歌を聞けるパブの
ようなところ)「日本人で歌うのは初めてだよ」
と言われました。
最近の日本の若者はたいした度胸だ(^o^)丿

ラベンナの土産物店のおばあちゃん


「わたしゃ、日本人は大好きさ。だって、
みんなきちんと高い教育を受けていて、
行儀がいいからねぇ・・・」ってなことを
言ってたらしい。。。
同行させてもらったMご一家がたくさん
お土産を買ったからか、ご機嫌だった。

世界遺産


イタリアの人って、「世界遺産」って何なの?
と思っているらしい。まぁそこらじゅうが世界遺産
みたいなものだからかも知れないが、
認識がないみたい。。。見る
フィレンツェから車で2時間少しの世界遺産の街
「ラベンナ」。往復で5時間半はちょっときつい
なぁ・・と思っていたけれど、このモザイクの街
「ラベンナ」は強く印象に残る街でした。
土曜日で、暑かったせいか、多くの人々は海水浴へ
出かけているせいか、人が少なかった。
モザイクは色を溶かしたガラスを作り、細かく
割ったものを埋め込んでモザイク画に
するそうですが、光の当たり具合で、微妙な色
の変化が美しく、イタリア人ってやるじゃん♪
って感動しました。
第二次世界大戦でアメリカ軍が芸術や教会関係
の施設に爆撃しなかったということに拍手です??
フラッシュをたくと反射して上手く写真が撮れ
ないし、ノーフラッシュだと安いデジカメは
手ぶれして、本当にちゃんと撮れてる写真が無い
のが残念です冷や汗

ルネッサンスの街、フィレンツェ


(中田英寿のいた、セリエAの
フィオレンティーナの街です)
まさにルネッサンスを感じられる街。
今はヨーロッパからの観光客が多く、
どこの観光スポットへ行っても行列でした。
ルネッサンスと言えば当時の大銀行家として豪を
成したメディチ家。芸術家のパトロンとして才能
ある人々を手厚く育てた一家。こういう人がいた
おかげで、現在に至っても私達が見れるわけです
ねぇ(@_@)凄い~
学校で習ったボッテッチェリの「ビーナスの誕生」、
レオナルド・ダビンチの「最後の晩餐」を
実際に見ました!!
天才の絵です・・・素晴らしいの一言。
絵には色々な意味が隠されていることを知り、
一層感激しました。