作家さんの工房を尋ねて編 岩美/真名焼 難波 勲さん

球への鳥瞰(ちょうかん)・・・難波さんの作陶展のタイトルです。

古地図等で鳥瞰図という技法があります。鳥の目線で空の上から斜め下を見て描く3D画像のようなことを言うそうです。
今回の展示では球体をたくさん展示します。鳥になって空高くから地上を見下ろしたら何か気になる球体が・・・難波さんの不思議な世界です。「穴の開いた壷はみんな見向きもしなくなっているから穴の空いてない、球体を作った・・・!!!」そんなお話を聞き、実際に穴窯のある岩美の真名へと取材に行きました。(5月)その日は正に火入れの時だったのです♪これは良い写真を撮らなくては💕

難波さんが自ら造成した真名かいろうの里。

▲一眼レフを持って行ったのですが、スタッフ池田が急に「シャッターが降りなくなりました💦」と言うのでナント!私がiPhoneでパシャパシャ・・・▼結局このDMに使われました。いろんな意味で臨場感溢れる一枚です😁

 

▲難波さんの経歴はとても興味深く、「真名焼の世界 絵画からやきものへ」という自費出版本で知る事ができます。陶芸家でありながら現代アーティストの視点がある気骨の陶芸家です。
是非、作品展を通じて難波さんの世界観を覗きにいらしてくださいね♪

「作家さんの工房を尋ねて」編 絞り染め作家 西尾正道さん 

gallery shop SORA の常設作家、西尾正道さんは西尾式絞りと

言われる独特な絞り染の技術を生み出した染色家です。

いつかお邪魔しようと思いつつ、3年越しの訪問となってしまい
ました。
7月1日からの個展に向けて取材・・・ということもありましたが、
先生の大切にされている、お庭も見せていただくためでした。
佐治から珍しい野草やお花を持って来てくださる先生の秘密の
お庭を拝見したかったのです💕
▼先生が育てて焙煎した紅茶をコトコトと何時間も煮出した、
身体にやさしい地紅茶(じこうちゃ・地元で採れた紅茶のこと)デス!

ブランデーケーキまでごちそうになり、先生の作業中に聞いている

音楽の話しにまで及びました。

▼個展に合わせて現在作業中・・・

涼しそうな色合いの暖簾もたくさん出品予定です。楽しみですね。

工房から車で鳥取のマチュピチュと言われるあたりまで西尾先生が先導して30分。ついに先生の秘密の花園までたどり着きました!!!!

▼言っておきますが、「非公開!!」なのです。西尾先生がいないと入ってはいけません。

 

 

▼学術名「けわい」命名したのは紫陽花を愛し過ぎる男、
西尾さんです。画像はわざとボカしました(笑)
愛らしい紫陽花でした!そして改めて、西尾さんは凄い染色家だなぁと
再確認しました。。。
7月1日(金)18時からはオープニングセレモニーが開催されます。
▼西尾さんのライフワークとも言える、声の研究の発表会です。
興味のある方は是非、お気軽にお越しくださいね♪

わたしたち、喜びました~♪♪

ギャラリーそら
安井様

お世話になります。
このたびはお忙しい中何度もお電話差し上げ大変失礼いたしました。
だいたい作家ものをいただくとプロフィールカードか何かがついてくるものと
うっかりしっかり頭に叩き込むことをしなかったのがいけなかったのですが
お調べいただき、ご丁寧にお知らせを頂戴しましてありがとうございました。

樋野さんのサイトも作品同様繊細かつ自然で素敵でした。
たかが一枚のストールですが誰かの手仕事ということが糸の一本一本、色の淡い発色に丹念な織り…人間の営みがしっかり織り込まれているようで、やっぱりどんな方な のか何を思い作っているのかどんな自然に囲まれているのか興味がでるのはそれだけ作品が優しいながらも力を持っているせいでしょうか。
 旅先の興奮もあり手にできました悦びはひとしおです。
大阪ではいろんなショップもありますがやはり地域に根を張り
志をもってものづくりをしているかたのお話を聞けたり作品を見られるのは楽しく嬉しいことです。

安井様ならびにお店にかかわるスタッフのみなさまもそういった方々にいろんな機会を設け素晴らしいお仕事だと羨ましくも思います。鳥取には来るたびに「文化」を感じます。また渡り鳥みたいにお伺いできる日を楽しみにしております。

感謝

時々、こうしてお客様からハッとさせられる言葉を頂く事があります。作家さんはもとより私たちギャラリー運営者にとってもモチベーションの上がる、有り難い一期一会です。
もちろん、樋野由起子さんにもお伝えしました。その結果、来年の12月にショップ特集に出品してくださることが決まりました💕💕💕良い事だらけ・・・