ギャラリーを美術館にみたてて、映画の撮影がありました

今日、下の会場はTANICHOさんの個展の展示中でしたが上の会場では映画の撮影がありました。。巨大グモと戦う若き芸術家たちを描いた冒険映画「一年間」(仮タイトル)の撮影だそうです。

美術館でのワンシーンに見えるでしょうか・・後方でカチンコ鳴らしていました。

役者さんは哀愁溢るる外国の人。見つめる先の絵画が何かを暗示してるのでしょうか?
この絵画は東京在住の画家、山口洋佑さんの作品です。
引き込まれる美しさと不思議な怪しさを持つ絵でした。
来年の1月には完成試写会予定だそうです。楽しみですね ♪

明日から谷上公弥子さんのイラスト展、展示ほぼ完了!


谷上さんはTANICHOという作家名で活動されています。幼い頃からのニックネームのようです。鳥取を離れて10年経った今年、記念の個展を開催されます。10年間の創作活動がいっぱい詰まったTANICHOワールドが出来上がりました!!観る人を元気にさせてくれる空間になったと思います。多くの皆様に是非ご来場いただきたいです。

イラストといっても大作も何点かあり、迫力があります。
TANICHOさんの在廊日は10月1、2、3、6、7日の5日間です。

afternoon teaへのお誘い 

先日、東京のホテル・ニューオータニから来鳥されたソムリエール、ティーインストラクターの沼倉さんによる紅茶のセミナーに行ってまいりました。少しの気くばりで全く違う紅茶の美味しさになるんですね。アイスティーのバリエーションも3つ教わり、これは使える~♡と楽しくなりました。(グレープフルーツジュースと紅茶の2層になっている飲み物は見た目も綺麗で美味しい!) 秋の午後、香り高い紅茶など淹れてみましょうか・・


▲紅茶のスプーンの置き方。正式なのはこのように縦ですのよ・・知ってました?!恥ずかしながら知りませんでした。

2人前なんですが・・一番下のお皿にあるサンドイッチやオープンサンド、マフィン等を食べてから上のお皿のケーキやクッキー等を食べていくのが正式だそうです。下のお皿が空いたら上のお皿を下に置くんですって!マダムの常識?
アフタヌーンティーは休日に社交を目的として開くものですから会話を楽しみながらゆっくりといただくものです。日本人男性には不向きかも(笑)贅沢なひと時を過ごしてきました。
ホテルニューオータニ鳥取レストラン「ベルヴュー」にてごちそうさまでした。

徳持耕一郎「Dear Calder」阿部克自.常盤武彦作品展

「鳥取JAZZ 2011」
10月29日(土)~11月13日(日・祝日)

「鳥取JAZZ」は、鳥取市の中心市街地を会場に開催するジャズ・フェスティバル。 鳥取駅周辺の店舗前や路上、カフェ内などで、プロ、アマ問わずさまざまなミュージシャンが演奏を繰り広げます。ホールやライブハウスでは、既存のジャズファンもうなるプロの公演も!
鳥取JAZZ → http://tottorijazz.jp/

Galleryそらでは、ジャズを題材に鉄筋彫刻や線画の作品を発表している鳥取市在住のアーティスト、徳持耕一郎氏による展覧会と、著名なジャズ写真家の展覧会を同時開催致します。

徳持耕一郎「ディア、カルダー」展 ~新たな始まりとして~

10月29日(土)~ 11月3日(木) 
11:00~19:00
鳥取在住の版画家、彫刻家である徳持耕一郎氏の作品展。モビールの発明で知られるアメリカの彫刻家、アレキサンダー・カルダーに捧げる針金アート作品や鉄筋アート作品等を展示。来場者参加の針金ワークショップも開催。会場内でのジャズ演奏、徳持氏によるライヴ・ペインティングも必見!
 

作家、徳持耕一郎によるギャラリートーク
「カルダーの作品、私の作品」

10月30日(日)13:00~15:00 参加無料
スライド写真を観ながら、カルダーの針金彫刻、そして氏の作品の制作過程や特徴について語ります。

徳持耕一郎 http://www.hal.ne.jp/saurs/
’57 鳥取市 生まれ。欧州遊学後 ’82 創形美術学校版画科卒業 。 ’85 第1回和歌山版画ビエンナーレ展。 ’86 第 8
回フレヘン国際版画トリエンナーレ展(ドイツ) ’89 個展 (Open House Gallery, NY グリニッジ・ビレッジ )’93
鉄筋彫刻の製作を始める ’96 「橋 (BRIDGE) 」5人展 ( Bronx River Art Center & Gallery,
NY.) ’00 作品展『 ETERNAL 』(東京・大崎ゲートシティホール) ’01 作品展「 Figures 」(岡山県奈義町現代美術館)
’04 「ジェレミー・スタイグ&徳持耕一郎アート2人展」(横浜・有隣堂書店本店ギャラリー) ’04 ~ ’06
鳥取・神戸・大阪・東京・横浜等で個展多数

ジャズ写真家「阿部克自◆常盤武彦 作品展」
10月29日(土)~ 11月3日(木) 

10:00~18:00

2005年にジャズ写真の功績をたたえる「ミルト・ヒントン賞」を日本人で初めて受賞したジャズ写真家の故・阿部克自氏(K. Abe)とニューヨーク在住のジャズ写真家・常盤武彦氏の写真展。臨場感溢れるジャズの巨匠たちの写真と、現在のニューヨーク・ジャズシーンの写真、スライドショウを展示します。
 
K.Abe

常盤武彦

「常盤武彦 Photo & Talk Session」
10月29日(土)20:00開演
会場:アフターアワーズ → 
http://www1.ocn.ne.jp/~after/
料金:1.500yen
電話:0857-29-4447
ニューヨーク在住のジャズ写真家・常盤武彦氏が鳥取JAZZに登場!ジャズ・フェスティバルやライヴの様子を盛り込んだスライドショウの上映、撮影時の裏話やシーンの現状、故阿部克自氏とのを思い出などを語ってくださいます。

阿部克自 http://abesun.com
1930年、東京生まれ。
早大在学中からジャズ・ギタリストとして活躍。卒業後、米軍キャンプなどで演奏。後にジャズ写真家に転向。自ら撮影したジャズ・ミュージシャンのアルバム・デザインもこなす。70年代にはFM東京でジャズ番組のパーソナリティを務め
る。同じく70年代、悠雅彦氏の主宰するレーベル「WHYNOT」のアートワークを担当したほか、VDiscを編集したアルバムをプロデュース。90年代
から「Jazz Life」誌にフォト・エッセイを連載。2005年、日本人として初の「ミルト・ヒントン・アワード」を受賞。写真集に「50 JAZZ
Greats from Heaven」(1995 シンコーミュージック)、CD-BOOKに「アメリカン・スタンダード」(1992
立東社),著書「パーカーの子守歌」(シンコーミュージック)他。

常盤克彦
 http://tokiwaphoto.com
1965年横浜市出身。慶應義塾大学を経て、1988年渡米。ニューヨーク大学ティッシュ・スクール・オブ・ジ・アート(芸術学部)フォトグラフィ専攻に
留学。同校卒業後、ニューヨークを拠点に、音楽を中心とした、撮影、執筆活動を展開し、現在に至る。著書に、「ジャズでめぐるニューヨーク」(角川one
テーマ21、2006)、「ニューヨーク アウトドアコンサートの楽しみ」(私のとっておき、産業編集センター、2010)がある。

音楽ライブ ショピン 「カサネガサネ春のソノタツアー」

ショピン 「カサネガサネ秋のソノタツアー」

2011.10.15(sat)
open 19:00  start 19:30
チケット前売り 2500yen   当日 3000yen

★チケット予約・お問い合わせ
ギャラリーそら 0857-29-1622
borzoi record 0857-25-3785
食堂カルン 090-9068‐3721

Mail:chopiiin.info@gmail.com
※件名に[ショピン 鳥取予約]と明記の上、場所• お名前・お電話番号・チケット枚数をご記入いただき、 上記メールアドレスにお申し込み下さい。 確認後、折り返しご返信致します。

「カサネガサネ、ちょっとした秋を届けにまいります。
2日目は、初!鳥取!!以前遊びにいった時、ここでライブしたいって、激しく思った土地でやっと実現しました!初めての場所はいつだって楽しみだけどどんな日になるか、待ち遠しいです。のんびりワンマンライブ!是非。」

★プロフィール
中馨(SAKEROCK)、タカハシペチカ(ヒネモス)、野々歩(コケストラ)の3人が集まって、2006年活動開始。2011年、内田武瑠(ex Good Dog Happy Men)を正式メンバーにして、P-vineより3枚目のアルバム「春のソノタ」をリリース。野々歩の素直な歌声を囲む、ひと癖ある楽曲と演奏者たち。アコースティックの楽曲からひとたび音が広がると、がらくたや玩具も一緒に歌いだす。ちょっと古風な言い回しや、なんでもないひとときの情景を、おとぎ話のように歌い繋いでいく…。
幼稚園からFUJIROCKまで、全国の良きスポットに神出鬼没な、ちょっとおかしくて、じんわり沁み入る新しい音楽の形です。

ショピン → http://www.chopiiin.com/live/

~大正浪漫百年~ 竹久夢二展

「~大正浪漫百年~ 竹久夢二展」
2011年10月10日(月)~23日(日)
10:00~18:00(最終日~17:00)
galleryそら1F&2F

明治17年、岡山県に生まれ昭和9年に51歳の若さで波乱の人生を閉じました。夢二は新聞や雑誌の挿絵画家として活躍し、以後、独学で新聞や雑誌の挿絵画家として活躍し、以後、独学で詩趣あふれる独自のスタイ
ルを確立しました。とりわけ「夢二式美人」と呼ばれるその女性像は多くの人々に愛され、明治末から大正・昭和初期にかけてまさに一世を風靡しました。まさ
に大正ロマンを代表する天才画家として、その作品は現代の人々の心を魅了し続けています

 ギャラリーそらでは大正元年から数えて100年目の節目として竹久夢二の版画展を開催します。

夢二監修による初版版画数展と夢二の復刻をライフワークとして100点を超える作品を残している松永安生(文化勲章受賞作家の木版画化を数多く手がける)による復刻版。及び現在、版権を持つ「港屋」による復刻版画、総合計50点余りを展示販売します。

2F会場では夢二の作品と共にビデオで竹久夢二を扱ったNHK番組による「美の壷」と「迷宮美術館」を放映。じっくり鑑賞できる内容となっています。

多くの方にご高覧いただきたいと思います。(入場無料)

 

鳥取をはなれて10年が経ちました展 -TANICHO 個展-

「鳥取をはなれて10年が経ちました展   -TANICHO 個展-」
2011年10月1日(土)~10月7日(金)
open 10:00~18:00(最終日~17:00)
Galleryそら 1F


鳥取市佐治町出身、京都在住のイラストレーター、谷上公弥子さんによる展覧会です。アクリル絵の具を使った、あたたかく繊細な谷上さんのイラストは、鳥取市佐治民話会の、民話を紹介する紙芝居制作にも抜擢されました。 鳥取を離れて活躍しつつ、地元に貢献する谷上さんの活動を、さらに多くの方に知って頂きたく思います。

谷上 公弥子 kumiko tanigami
  1982年 鳥取県出身。
  京都嵯峨芸術大学短期大学部専攻科修了。
  インターナショナルアカデミーパレットクラブイラスト教室 修了。
  2006年から活動開始
◎受賞歴
  京都嵯峨芸術大学 教育後援会奨励賞
  京都歯科医師連盟 キャラクター採用
  鳥取市市民美術展 鳥取ユネスコ協会会長賞

作家在廊予定日  10月1、2、3、6、7日

谷上公弥子さんのホームページ → http://tanigami.sakura.ne.jp/TANICHO/index.html

ショピン ライブのお知らせ

ショピン 「カサネガサネ春のソノタツアー」


2011.10.15(sat)
open 19:00  start 19:30
チケット前売り 2500yen   当日 3000yen

★チケット予約・お問い合わせ
ギャラリーそら 0857-29-1622
borzoi record 0857-25-3785
食堂カルン 090-9068‐3721

Mail:chopiiin.info@gmail.com
※件名に[ショピン 鳥取予約]と明記の上、場所• お名前・お電話番号・チケット枚数をご記入いただき、 上記メールアドレスにお申し込み下さい。 確認後、折り返しご返信致します。

「カサネガサネ、ちょっとした春を届けにまいります。
2日目は、初!鳥取!!以前遊びにいった時、ここでライブしたいって、激しく思った土地でやっと実現しました!初めての場所はいつだって楽しみだけどどんな日になるか、待ち遠しいです。のんびりワンマンライブ!是非。」

★プロフィール

馨(SAKEROCK)、タカハシペチカ(ヒネモス)、野々歩(コケストラ)の3人が集まって、2006年活動開始。2011年、内田武瑠(ex
Good Dog Happy
Men)を正式メンバーにして、P-vineより3枚目のアルバム「春のソノタ」をリリース。野々歩の素直な歌声を囲む、ひと癖ある楽曲と演奏者たち。ア
コースティックの楽曲からひとたび音が広がると、がらくたや玩具も一緒に歌いだす。ちょっと古風な言い回しや、なんでもないひとときの情景を、おとぎ話の
ように歌い繋いでいく…。

幼稚園からFUJIROCKまで、全国の良きスポットに神出鬼没な、ちょっとおかしくて、じんわり沁み入る新しい音楽の形です。


ショピン → http://www.chopiiin.com/live/

身体の入った作品

山口敏郎さんとスペインの作家の展覧会、3日目です。

「赤い花」2010
山口さんは学生時代、一般的に使用されている絵具に違和感を覚え、在学中の4年間、そして卒業後は絵具の制作会社に入り3年間、顔料の研究に明け暮れました。近代美術以前の画家が描く画面の重厚さを目指してのことです。現在のチューブ絵具では同じようには描けないことに気づいたのだそう。
顔料の研究にも目途がつき、それを本場で試してみたくなり、渡欧。あちこち放浪したのちスペインの魅力に獲りつかれ、以来30年間、スペインを拠点に活動を続けています。

今回の展覧会は、Galleryそら1Fをライフワークである「記憶の種」シリーズをメインに展示。B1に2010年、2011年に制作された新しいシリーズを展示。2Fは山口敏郎さんが交流しているスペイン人の作家6人、招待作家、写真家池本喜巳さんの作品をメインに展示しています。

見応えのある内容ですので、ぜひ足をお運びくださいませ。

B1の展示です。
山口さんは去年から、溶かした和紙を加えた顔料を使って作品を
制作しています。画面が乾く段階で和紙が収縮し、意図しないマティエールが生まれるんだそうです。筆を一切使わず、顔料を手で混ぜ、表面の凹凸も指で描かれています。

強い意志を持ちながら、同時に無を目指す。身体性を重視していると山口さんはおっしゃいます。個の主張が強く求められるスペインで、日本人として生きている山口さんならではの必然かもしれません。

「天へ天へ」2011

「潮」2011

▲スタッフ杉本

山口敏郎さんを迎えて2日目の夜

アーティストトークと銘打っていましたが参加者からの質問や想いなどがいっぱい出て、それに真剣に答えてくださる山口さんに感動した夜でした。「絵は科学です」と言われるだけあって美大生の時代から絵の具の研究に7年以上かけて現在のマチエールに到達されたようです。添加物のいっぱい入ったチューブの絵の具は使用していないのです。山口さんが作った絵の具の持つ力強さ、発色、会場で是非お楽しみください。

▲左奥:池本喜巳。中央:山口敏郎。 右:(株)小田屋尾崎勤務。元滋賀県立近代美術館学芸員 尾崎佐智子)

作品と対話されているかのような山口作品のファンの女性。