翁再生硝子工房のガラス

いつの間にかもうすぐ9月。長期企画だと思っていた「なつのそら」の日々もどんどん過ぎていきます。

まだまだ暑い日が続く毎日。外の通りから見える、翁再生硝子工房さんのガラスに魅かれてギャラリーに入っていらっしゃる方々がとても多いです。ガラスが光を通して涼やかです。

翁再生硝子工房は、森岡英世さんと菅深雪さんおふたりの屋号です。工房は大阪府交野市。森岡さんのご実家が岡山市内、菅さんが倉敷の大学に通っていたことから、岡山、倉敷周辺で作品を発表することが多いそうです。

お酒や調味料に使われている「ワンウェイ瓶」を熔解し、吹きガラスなどの技法を用いて、普段使いに適した器やグラスを制作しています。

作品に使用されている色は、リサイクル瓶そのままの色です。青、緑、茶…色数は多くないですが、形状を変えて加工することで、さまざまな表情を持つガラスに仕上がります。

みなさんが喜んでくださる風鈴。手を伸ばして、ひとつひとつ鳴らして楽しむお客さま多数。形も音色も全部違います。チリンチリンと良い音。

翁さんのガラスは、のびのびした雰囲気がありながら形のバランスもいいので、日常使いにぴったり。

この写真は「なつのそら」スタート当初。今はだいぶ少なくなりました。みなさまお早めにどうぞ。

翁再生硝子工房さんのblogが楽しいです。
ホームページ→http://www.k4.dion.ne.jp/~okina-gl/

▲スタッフ杉本

今日のランチ

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この夏も調子にのってBBQでお肉を食べたり子どもたち家族と外食したり‥
で、結局2kgも太ってしまった。。ふぇ~ 今日のお昼はギャラリーのご近所にある「栄養クラブ」さんに出前してもらいました。今日のシェイクは谷本酒店さんのチーズが入ったブルーベリーシェイク!!美味しいのはもちろんですが、カロリーは100Kcal前後でビタミンミネラル、もちろん大事な大豆タンパク質がしっかりと補充できます。胃を小さくするためにもしばらくお昼は栄養ジュースでいきたいですね。しかし、運動量が少なすぎることがネックです。ちょっとまじめに取り組まなければ‥‥

辻さん が気になる一品は‥‥


3月に開催された「全国アートNPOフォーラムin鳥取」では
実行委員長を務められた辻堅さんこと辻堅太郎さんご来場。
現在は「みらいアート鳥取会議」の研究員だそうです。
なにかの研究のため(笑)様々な場所に行かれています。
そんな彼が9月17日(土)鳥取駅前商店街界隈で開催の
「かえっこバザール」の運営委員長を引き受けてくださることになりました。商店街のお店の方々の協力+鳥取大学生10人のボランティアの皆さんがお手伝いをしてくれるので心強いです♪商店街に子どもも大人も楽しめる仕組みがいっぱいの「かえっこバザール」を毎年恒例の人気のイベントとしたいです。今後の広報など含めてちょっとMTGしました。手にしていらっしゃる国造焼きのシンプルモダンなコップが気になるようです。

Mint chu chu Leatherさんの鞄

今日は鳥取県米子市にあるMint chu chu Leatherさんをご紹介します。川口淳平さんが1998年、皮や帆布を使った鞄や小物を製造する会社として立ち上げました。会社、といっても川口さんがほとんどすべて手作業で製造している職人仕事です。川口さんの仕事の丁寧さと鞄作りへの愛情は、その商品を手にとるとおわかり頂けるのではと思います。


皮小物を購入したお客さまには、みなさんにオリジナルレザーワックスをお渡ししています。小さなキーホルダーの購入でも差し上げています。これも川口さんのこだわりです。わたしも何回か陳列商品のメンテナンスに使ってみましたが、小さなキズなどがすぐに消えてしまう優れもののワックスです。

ストラップ。皮製トレー。キーケース。カウベルキーケースは使わないときは鍵を中に引っ込めるので、バッグの中などでガチャガチャしません。

人気の動物キーホルダー。川口さんの製品は色使いや遊び心も魅力。皮は牛皮です。

小銭入れ。がま口。ペンケース。ひとつひとつの作りが細部まできっちり。

夏なので帆布のバッグを多く置いてます。これは人気の苺色ボーダー。皮、帆布ともに色数が多くサイズ形もさまざまです。

米子市にあるお店。美しい空間です。カスタムオーダーやネーム入りなど細かい注文も受け付けていらっしゃいます。ぜひ実店舗にも足を運んでみてください。

ホームページ → http://www.mint-chu-chu.com/index.html

▲スタッフ杉本

国造焼、山本佳靖さんの器

お盆です。
地元のお祭り”しゃんしゃん祭り”も今日で終わり。今夜の花火が楽しみです。8月に入ってからは、県外から旅行でいらっしゃってる方々や、連休を利用して帰省中の方々が多くギャラリーそらに立ち寄ってくださいます。そういった方々に「トリガァルマップ」をお渡しすると喜んで頂けるので嬉しいです。

今日は倉吉市の窯元国造焼四代目、山本佳靖さんの器をご紹介します。

山本佳靖さんはギャラリーそらではお馴染みの作家さんです。そらの企画展「すこゆる」にも初回から参加して頂いてますし、7月には兄妹展を開催してくださったばかりです。

今回は、今まであまり発表したことのないシリーズを出して頂きたくて、出品をお願いしました。家具デザイナーさんとのコラボレーション企画で制作した、北欧デザインを想わせるような形の、白釉と黒釉の器です。

カップ&ソーサー。ソーサーには井戸(カップを置く円のくぼみ)がないので、ケーキ皿や取り皿にも使えて便利。何より形がきれいです。

ボウルS。幅123mm,高さ62mmヨーグルトやシリアル、スープにも。

ボウルM。幅185mm,高さ50mm。カレーやシチュー、パン皿に。

ボウルL。幅248mm,高さ43mm。パスタに!

プレート上から、S 幅187mm,高さ30mm。M 幅218mm,高さ34mm。L 幅235mm,高さ40mm。奥はカップとタンブラーです。

どの形も2色展開です。どんな食卓、料理にも似合いそうな懐の深いシリーズ。一見洋食器のようですが、使うほどに味わいが増してくる器。手仕事ならではです。目利きのお客さま方からも好評化。ぜひ手にとってご覧ください。

▲スタッフ杉本

small.の上嶋さんが持って来ました。びっくり!!


上嶋さんのお父様は昔、宮大工さんだったそうです。
その腕を活かして落雁の型を作り、こんなにかわいいうさぎの落雁が出来上がりました!ちなみにこの写真の落雁は「浪うさぎ」という名前で波の形と紅白のうさぎがセットされています。おめでたい、嬉しい感じがしませんか?木の箱は檜製です。すべて上嶋さんのお父様の手作りです。お菓子は違います(笑)鳥取県気高町には昔々、うさぎが火事を消してくれたというお話が残っているそうです‥‥火消しうさぎ?
お盆の帰省客へのお土産にいかがでしょう。。700円デス
その他のお菓子は創作和菓子「悠へアクセスしてみてください


▲木のおもちゃも作ります。small.上嶋さんって不思議な人です(笑)

アトリエ10colours  菊地均さんの染物

今日は、長野県安曇野市に工房を持つ、アトリエ10coloursこと、菊地均さんの作品をご紹介致します。

3年ほど前、富山→石川→長野→岐阜…と甲信越地方を車でぐるぐる廻ったことがありますが、長野は特に印象が強い土地でした。空気がきれいだから景色がきれい。出会ったひともみな親切でした。菊地さんの染物を眺めているとその旅のことを思い出します。

左が「aqua/umber」。右が「日月旗」
生地は麻、染料はドイツ製。直射日光に対する堅牢度が高くて実用的。菊地さんは現場の建物や部屋、壁などの空間を念頭において、イメージ、デザインするそうです。こののれんもそらの雰囲気にとても似合っています。
もし「aqua/umber」が町家風の甘味処の入口に掛けてあったら、迷わずあんみつを注文してしまいそうです。

右が「水の景色」。タペストリーです。菊地さんのデザインは洋室に掛けてもしっくり合いそう。ブルーのグラデーションが涼しげです。

左が「夕暮れ、盛り場へ向かう」。右が「45+」。
ものがたりがあるタイトルです。「45+」ってなんでしょうか。

のれんもタペストリーも、この展示では壁際に掛けてますが、出入り口などの空間に掛けるとまた違う印象を見せてくれます。光が映ったり風でそよいだりして、色彩に常に変化があります。眺めてて飽きません。

アトリエ10colours&十色屋ではご主人の均さんがのれんやタペストリー、奥さまがバッグなどの小物類を作っていらっしゃいます。ホームページ → http://www.toiroya.com/

▲スタッフ杉本

なつのそら 末宗工房、末宗智彦さん在廊


末宗智彦さんのジョッキを購入された男性と焼酎談義?
末宗さんは沖縄に8年住んでいらっしゃったのでオススメの焼酎の銘柄を聞かれていたようです。

沖縄では丼や飯碗や小鉢のような呼び名はなく
すべて「マカイ」と呼び、大きさによりマカイ3寸とかマカイ5寸などと言うそうです。決まった使い方でなく、使う人がそれぞれにイメージして自由に使えばいいという発想は沖縄だからこそ‥‥ですね。

スペイン現代美術展 SPANISH CONTEMPORANY ART EXHIBITION

「スペイン現代美術展」SPANISH CONTEMPORANY ART EXHIBITION
2011.9.21(Wed)~9.27(Tue)
11:00~19:00(最終日17:00)
Galleryそら 1F / SPACE空 2F

岡山県出身マドリッド在住のアーティスト山口敏郎氏が、6人の海外アーティストと共に、現代アートの展覧会を開催します。鳥取市出身の写真家、池本嘉巳氏の力添えによって実現したこのたびの展覧会、滅多にない機会ですので、ぜひご来場ください。

■参加アーティスト一覧


Toshirou Yamaguchi  山口敏郎
1956年岡山県出身、マドリッド在住
武蔵野美術大学卒業。
1982年マドリッドに移住。以後多くの個展、グループ展を開催。アムステルダム、ジュネーブ、東京、マドリッド、各地でのビエンナーレ、国際アートフェアに参加。日本人アーティストをバックアップするために立ち上げたアートスペース、ESPACIO TAO主宰。日本、スペイン、韓国、イタリア、オーストリア等で国際交流展を多数企画。


Elena Jimenez
1965年 アリカンテ出身、マドリッド在住
造形美術上級専門学校及びデザイン終了。
スペイン、フランス、ドイツ、キューバ、モロッコ、ベルギー、ポルトガル、アメリカ、及び日本で個展、グループ展開催。国内外のコンクールで多数受賞。美術館、公共団体、個人コレクションに作品が所有されている。
1991年よりマドリッドで版画教授、摺り師としても活動。
2009年、長崎興福寺国際アートシンポジウム参加。
2011年、長崎興福寺国際美術展参加予定。


Francisco Pena
グラナダ出身、バルセロナ在住
若手ながらグラナダの有名画廊、トロ・ギャラリーに見出され、2011年同画廊で個展「CANVASWARE」開催。美術関係者から注目されている。


ROBERTO COROMINA
1965年サラゴサ出身、マドリッド在住
スペイン、イタリア、ニューヨーク他で個展。受賞多数。
ニューヨーク及びスペイン外務省から修学金取得。
2009年、長崎興福寺国際アートシンポジウム参加。
2011年、長崎興福寺国際美術展参加予定。


Mercedes Lara
1967年、シウダ・レアル出身、マドリッド在住
1991年、アントニオ・ラッチ・ファンデーション(コモ、イタリア)でジェラルド・リヒターによるデッサンコース受講。
1992年、マドリッド大学美術学部卒業。
スペイン各地で個展。受賞多数。
2008年、太宰府天満宮国際アートシンポジウムに参加。
2009年、長崎興福寺国際アートシンポジウム参加。
2011年、長崎興福寺国際美術展参加予定。


Mercedes Ruano
マドリッド出身、バルセロナ在住
美術大学版画科卒業。
版画科グループ「ENTINTA」を創立。出版、展覧会を企画。
バルセロナを中心に個展、グループ展を多数開催。
2009年、大阪での展覧会」のため来日。
2009~2010年、バルセロナでの日西交流展を企画。
最近は和紙の研究、及び、和紙を使った作品を製作。


Jacinto Moros
1959年サラゴサ出身、マドリッド在住
1991~1992年、1996~2002年、ニューヨークで制作するため移住。
スペイン各地で個展、グループ展、国際現代美術アートフェアに多数参加。受賞多数。
2011年、長崎興福寺国際美術展参加予定。