カード作品展・ロシアサポートデスク鳥取

ギャラリーそらで催されたウラジオストクの写真家セルゲイ・リツコフ氏の個展に引き続き、「ロシアサポートデスク鳥取」がサポートするロシア人アーティストによる展覧会が続きます。

Iuliia Mukhina
ユリア創作カード製作・展示会・東日本大地震義援販売会
売上の一部を東日本大震災の被災者への義援金とします。
3月28~31日(10:00~18:00)
http://tottorirus.jp/topics/detail/id=45
 
 
会場
ロシアサポートデスク・鳥取 

鳥取市瓦町512番地(太平線通り商店街)
チャレンジショップ・ビギン2号館
TEL:0857-30-4046/FAX:0857-30-4047
平日9:00~18:00迄(土日・祝日休み)

昨日そらにもいらっしゃいましたが、ユリアさん、とてもかわいらしい女性でした。本業はデザイナーですが、こういったキュートな作品も作ります。会期期間が短いので、みなさんお早めに。
(スタッフ・杉本)
 

デザイナーが選んだオールドキリムとギャべ展

昨日から、大阪のインテリアデザイン ウエストさんによるオールドキリムとギャベの展示をしてます。

常々「キリムいいないいな、欲しいなあ」と憧れてましたが、マネージャーの石村さんにお話を伺って、さらに興味が出てきました。

キリムやギャベは、現在の中近東周辺で紀元前から遊牧民が使っていたもの。キリムはトルコ語で”平織”の意味。
ギャベの定義は、イランの遊牧民カシュガイ族が織る”毛足の長い絨毯”のことです。
キリムは2本の糸を使い、ギャベは3本の糸を使います。これは絨毯の定義としても言えることで、縦糸、横糸、プラス表に出る糸の3次元?で構成される織物が”絨毯”だそうです。知らなかったた~。使われる糸は羊が90%、あとは山羊やラクダの毛も利用するのだとか。

遊牧民が織ったものか、工房や定住者が織ったものか、織の幅で見分けることができます。遊牧民はシンプルな簡易式の織機で織るので、面積の広いものは織れないんですね。その代わり幅狭のものを2枚繋いで1枚にしたりします。
家族で使うために織られた遊牧民のキリムは、素朴でおおらかで、びっくりするようなおかしさがあります。
「このひと、ここでめんどくさくなったんだろうな」と思うくらい、柄のパターンが急に変わったり、つじつまが合わなくなったり。眺めてて飽きません。

「古いものも新しいものも関係なく、おもしろくて美しい柄であることが一番重要ですね」と石村さん。

展示されているものには、100年以上もののアンティークや、ラクダの毛で織ったキリムなどもあります。まるで絵画のようですよ。
会期は29日(火)までです。ぜひどうぞ。
スタッフ杉本

デザイナーが選んだオールドキリムとギャべ展

ギャラリーそら 1F
3月25日(金)~3月29日(火)
10:00~18:00(最終日は16:00まで)


主催:インテリアウエスト(大阪市)
よいキリム(織物)やギャべ(絨毯)の条件とは何か?
それはデザインに他ならないのです。天才が織ったとしか考えられない、神掛った圧倒的なデザインセンスに満ち溢れた作品を見れば目の細かさ、年代、有名な工房や部族のものであるか否かといった、よく耳にする良い作品の条件などもはやどうでもよくなってしまいます。ただの絨毯屋ではない、プロのインテリアデザイナーが選んだ天才たちの至宝の数々を是非ご覧ください。 

イリーナさんはロシアサポートセンターのアドバイザー

昨夕は鳥取市長を始め関係者の皆様が写真展を観に来られました。

▼一生懸命説明するイリーナさんはハバロフスク出身で2週間前に鳥取に来たばかりです。チャレンジショップ2号館(瓦町太平線通り)に環日本海交流支援事業「ロシアサポートデスクのアドバイザーとして赴任して来られました。みなさん、今後ともよろしくお願いします。彼女は日本が大好きです。中でも鶴瓶さんの大ファンでファンレターも出したということです。(笑)

全国アートNPOフォーラムin鳥取 無事閉会しました

全国アートフォーラムin 鳥取の第1日目。鳥取市の中心市街地の成り立ちとその歴史を紹介するエクスカーションの後、ギャラリーそらで我らが実行委員長、辻堅太郎によるごあいさつです。

▼基調講演は今井書店グループの会長、永井伸和氏による「本の学校」への道 ~地域とともに~

永井氏は知の地域づくりという信念の基、様々な取り組みにチャレンジされています。中でも「本の学校」(書店員の学校)や地方出版を元気にする様々な取り組みが高く評価されサントリー地域文化賞を受賞されています。地域から全国に発信する活動は文化や芸術に携わる私たちに勇気を与えていただくものでした。

▲翌日は全国から集まった方々の議論の場となりました。過去の大きな震災を経験した方や実際に震災の地に行かれて活動した方々の貴重な意見もありました。「失ったものは大きいけれど得たものは言葉につくせない程大きい」という力強い体験からの発言に光を見た感もありました。アートでなにができるのか・・・無力感という言葉も出ていましたが一方では可能性を感じることもできました。今後のアートNPOの活動に期待したいですね。

▲鳥取では初めてのワークショップ、「かえっこバザール」が賑々しく始まりました!子どもたち、おもちゃの宝の山から離れません(笑)さぁ!カエルポイントをもらいに商店街に飛び出そう~♪

▲中井脩さんではクイズです。子どもたちの笑顔を見てください。社長さんもテンション高くなってます(笑)

▲鳥取えェもん蔵さんでは鳥取で一番古いお土産を探しました。

▲栄養クラブさんでは栄養についてレクチャーを受け、そのあと美味しい栄養ジュースを試飲させてもらってポイント引き換え券をゲット!

子どもたちが様々な働きをしてポイントを貯め、いよいよクライマックス、オークションの時間になりました。NPO淡路島アートセンターから応援に来ていただいた高校生、いまだゆうたさんがオークションを仕切ります。

▲大人の間からも「おのおもちゃ、欲しいなぁ・・・♥ポイントを集めに行けば良かった」
こどもの心をもっていれば参加OKですよ(笑)

▲予定されていたNHKでの宣伝が震災直後だったため、幻となってしまいましたが、その前日に練習したところをアートNPOリンクの樋口氏が撮影していました(笑)その努力を是非ごらんください。カエルのかぶりものはイラストレーター中垣くん作。

ロシア・ウラジオストク 写真展がはじまりました

はじめまして。
昨日からギャラリーそらのスタッフになりました杉本早苗です。
もともと絵を描いて作品を造る側ですが、縁あってこちらで働くことになりました。
こちらに集まる作家の方々やお客さまのパワーを頂きながら、できれば忍者のように静かに素早く働けるようになりたいです。
これからはオーナーと一緒にギャラリーそらを運営していきますのでよろしくご指導ください。

私の初めての作品紹介となります▼

「ロシア・ウラジオストク」写真展

リツコフ・セルゲイ(Sergey Litsukov)
2011年3月21日~3月24日
10:00~18:00(最終日16:00終了)

昨年度、鳥取市と両市において友好交流の覚書が交わされました。そのウラジオストク市在住の写真家、セルゲイ氏による写真展です。
2001年~2003年までの間に撮ったウラジオストクの街の写真をメインに展示します。氏のあたたかいまなざしを通したノスタルジックな作品の数々をお楽しみください。


リツコフ・セルゲイ(1962年ノヴォシビルスク生まれ)

同時にウラジオストクのこどもたちが描いた
「私たちの街ウラジオストク~風景画展」も展示しています。

▲オープン当日は午前中からウラジオストクとの交流関係者の皆さんがお集まりになられました。
作品の説明をするのは通訳のイリーナさん。とてもとてもキレイで親切。セルゲイ氏もイリーナさんも会期中在廊していらっしゃるので、ロシアのことや作品についてどんどん質問してみましょう。1点1点にセルゲイ氏の深い想いが込められています。
お話を伺いながら観るとよりおもしろいです。


▲右端で背伸びで写真を撮っているのがセルゲイ氏。ちなみに手前でメモをとるオレンジの女がわたしです。鳥取市に引っ越してきたばかりですので、みなさん良かったらいろいろ教えてください。よろしくお願いします!(by  staff・杉本)

ロシア・ウラジオストク写真展

ギャラリーそら1・2F 

10時~18時(最終日は16時まで)

平成22年8月に鳥取市代表団がウラジオストク市を訪問し、鳥取市とウラジオストク市において友好交流に関する覚書を締結し、経済、観光、教育、文化、そ
の他友好関係を深める取り組みについて、相互に協議・連携し推進することを合意したことを踏まえ、両市における交流機運を高めるため、ウラジオストク市の
写真を展示する写真展を鳥取市で開催します。

主催:鳥取市経済観光部経済戦略課

▼クリックすると大きな画面になります


ロシア連邦ウラジオストク市の著名な写真家であるセルゲイ・リツコフ氏により、住み心地のよく、独特な町の生活のシーンなど、ウラジオストク市の写真を展示します。また、ウラジオストク市のデザイナー、ムヒナ・ユリア氏による手作りポストカードの展示も行います。

旧横田外科 ワークショップ:あしたの地図よ&街あるき

全国アートNPOフォーラムin 鳥取はこのたびの大震災を踏まえ一部内容を変えて、開催することに決まりました。アートどころではないと思われる方がいらっしゃるかもしれませんが、アートにしかできないこともある、役割がある・・・と思うのです。

13日に開催されたワークショップ「あしたの地図よ」と町あるきのレポートです。

上田假奈代(闘う詩人・詩業家)さんによる「あしたの地図よ」のワークショップがありました。地図を描くと言っても大きな一枚の地図をみんなでつくりあげるワークショップです。実際に鳥取の町を散歩しながら町の成り立ちと歴史の話を聞けるエクスカーション(共同でおこなう野外調査)をします。その後に思い思いの町の印象や好きな場所、覚えている場所を描き込んでいきます。みんなの地図(これはフランス式の地図だそうです)が重なり、つながっていくというものです。地図は旧横田医院で3月18・19日の両日に展示されます。

▼佐々木孝文(烏取市教育委員会 文化財専門員)さんに歴史を踏まえた鳥取の町の成り立ちをやさしくレクチャーしていただきます。お話によると鳥取も大震災や大火災を乗り越えて復興してきた町だったのです。隠れている町の秘密など興味ある話がいっぱいです!!

▼旧横田医院の一部屋ではまる達焙煎コーヒー豆の香ばしい香りが・・・この場所が大好き!というN女史のカフェがオープンしていました。アート系の珍しい書籍も販売していました。ゆるやかなスポットです。18日と19日は是非お立ち寄りください。N女史はコーヒーの伝道師です(笑)熱く語ってくれるはず・・・

キャンドルぼっこ 三角公園

かつてない未曾有の大震災に気持ちが沈んでしまいます。
12日の夜、鳥取大学の学生による「キャンドルぼっこ」というイベントが三角公園でありました。見慣れた公園にキャンドルがいっぱい並んでいるだけなのですがいつもとは違った空間になっていて、それこそ私には祈りの場のように思えました。

学生たちは70人近くのボランティアとろうそくを手作りし、今日の夜を楽しみにしていましたが大震災翌日とうこともあり、不謹慎ではないかと躊躇したそうです。そんなことないよ・・・と言ってあげたい。
この場にいた人たちは心がやわらかくなったと思うなぁ。。世の中にはこういったことも必要だと思う。学生さんたち、ありがとう♪ 共催が「鳥取パリ化計画」という名前が載っていたけど楽しそうだなぁ(笑)

▼アトリエモモコと仲間たち ~布で楽しむ暮らしの中の絵日記~は明日が最終日です。「手作りっていいですねぇ~♪」と幸せそうな顔をして帰られる来場者のなんと多いこと!!99パーセント女性のお客様です(笑)