文化村商店會の新年会です


鳥取民藝美術館の界隈で商売をしている人たちの集まりです。
月に1回程度、情報交換やイベントなどを実行するための会議をしています。
今回は特におめでたい話や新しい展開など嬉しい話をたくさん聞けたので
このような笑顔となっています。
新年会もギャラリーそらとお隣のぶどうやさんとの間に新装開店した
「カフェキアラ」でさせてもらいました。
正式には2月初旬にオープンだそうです。
オーナーの山下久美子さんも文化村商店會のメンバーに加入してくださいました!現在のサンロードは舗道の改修工事でまたまた盛り下がっていますが、2月末までには綺麗に生まれ変わるので春になったら何かしたいね~!と話が盛り上がりました。元気な仲間が一人でも増えると力が湧いてきますね♡

読んでみたかった詩

かわいいサイズの詩集です。アンソロジー(詩華集)っていうんですね。好きな詩を選んで集めた本のこと・・・ 茨木のり子さんの「自分の感受性くらい」というのと「私が一番きれいだったとき」という詩が入っているから買いました。

 
自分の感受性くらい

ぱさぱさに乾いてゆく心を
ひとのせいにはするな
みずから水やりを怠っておいて

気難しくなってきたのを
友人のせいにはするな
しなやかさを失ったのはどちらなのか

苛立つのを
近親のせいにはするな
なにもかも下手だったのはわたくし

初心消えかかるのを
暮らしのせいにはするな
そもそもが ひよわな志しにすぎなかった

駄目なことの一切を
時代のせいにはするな
わずかに光る尊厳の放棄

自分の感受性くらい
自分で守れ
ばかものよ

「マワリトマワル」五臓圓ビル

雪がしんしんと降り続いてます。みなさま元気にあたたかくしていらっしゃるでしょうか。ギャラリーそらの目前では、去年の水道工事などでガタガタになった舗装をきれいに整える工事が進められています。この寒いなかみなさん白い息を吐いて働いていらっしゃいます。大変なお仕事です。わたしもがんばらなければと思います。

さてさて
先週から、ギャラリーそらでもお馴染みの作家ふたりの展覧会が、鳥取市内で開催されています。マイペースに独自の世界を進めているおふたりの作品が堪能できます。みなさまぜひどうぞ!

中垣直久×雲坂紘巳 2人展
「マワリトマワル」

会場  五臓圓ビルギャラリー(鳥取市二階町2-207)
会期  1月21日(土)~29日(日)
OPEN  10:00~18:00


作品の前に立つ雲坂紘巳さん。やさしく斬新な色使いで
荒唐無稽なモチーフを因州和紙に描く雲坂さん。今回は
展示作品がひとつのものがたりになっています。不思議
なストーリーでしたよ。

こちらは中垣直久さんの作品です。中垣さんの作品は
どんどんシンボリックになっているような気がします。
北米のトーテムポールみたいです。新作では、ライン
部分に細かな文様のような絵も加えられています。

中垣直久
雲坂紘巳

▲スタッフ杉本

ホームページについてお知らせ

◆「Galleryそら」ホームページに関してのお知らせです。2012年から、コンテンツの掲載内容に変更があります。すこしだけですが、お間違えのないようお気をつけください。

「展示/スケジュール」→今後のスケジュール、イベント、などの告知情報
「GALLERY NOW」→ギャラリーでの展覧会、イベントに関するあれこれ
「オーナーの独り言」→オーナー安井さんのプライベートなあれこれ
※画面左上のコンテンツバーです。

以上となります。今までは「オーナーの独り言」にアップが集中していたのですが、今後はもうすこしわかりやすく分類していきますので、よろしくお願い致します。

▲スタッフ杉本

寒中お見舞い申し上げます

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雨や雪が降った日のためにトレーニングできる準備は万端整っております。
20センチの高さの昇降ステップ、現在はバッグ置き台と化しています。
なんでこういうものを懲りずに買うのでしょうかね。。。
元をとりたいというセコイ思いもあります。
たった10分の昇り降りでいいのに・・悔しいなぁ
ということで有言実行!今日から再び頑張ってみます。
皆様も雪かきでお疲れさまです。お体ご自愛くださいませ。

5月に個展、細田喜三郎さんのお宅へ


細田さんは私の父と同い年の88歳。数え年で今年、90歳=卒寿です。
今年、5月に卒寿記念として個展を開催されることとなりました。
本当におめでたいことです。私がNHKデッサン・油絵教室に通っていた時の
絵の仲間でもあります。
5年前に奥様を亡くされて大変だったと思いますが、好きな囲碁と油絵を頑張って続けていらっしゃいます。個展の打ち合わせに私がお邪魔した時も珈琲を入れてくださって・・感激しました。
今回は亡くなれらた奥様渾身のちぎり絵を5点、個展会場に飾ることになりました。言葉の端々に奥様への愛を感じました・・併せてごらんください。
清廉な人柄が色彩に滲みでているというのか、観ていて気持ちの良い油彩作品です。
「DMに使う絵を選んでおいてくださいね。」とお願いして帰りました。
細田さんの個展を成功させるために全力でサポートしようと思いました。

日々黙々

今日はほぼ半日かけて、仕事用のパソコンの不具合を調べるため、ひたすらネット検索でした。起動のときおバカになってしまうのです。結局、あちこちかまったあげく、バッテリーの交換だけで済みそう。ははは。良かったです。

さて
2012年上半期のスケジュールをこちらにアップしてます。今後もまだ追加スケジュールが加わる予定です。濃厚な展覧会、イベント目白押しです。皆さまお楽しみに!

▲スタッフ杉本

気になっていたことを・・

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そう、8ミリフィルムです。
私が若かりし頃、「フジカシングルエイト」という8㎜カメラがありました。
一般家庭でも手軽に撮影できるようになった「私でも写せます~♪」というフレーズで有名な8㎜カメラでした。
みなさんの家庭にも眠ったままのフィルムがあるんじゃないでしょうか?
1970年代の私の独身の頃の仕事関係、結婚、子育て・・あの頃です(笑)
正直見るのが怖いです。映写機もあるのですが見る機会を作らなければそう簡単には見れないですからね。フィルムの劣化も気になってはいたのですが
娘からの依頼もあり、(CMに使えるかどうか・・という話です。え~CM?!)思い切ってDVD化してもらうことになりました。
シャリシャリ鳴りながらの映写も味があって好きなので
いつかちゃんと編集して親、家族一同集めて映写会をしようかな。

「山陰民窯展」「Pousee」

昨日はお休みだったので、米子市天満屋さんで毎年開催されている「春の山陰民窯展」に行ってきました。お正月が終わるとこれが楽しみで、毎年出かけています。今年は鳥取11、島根19と、計30窯元が参加しているそうです。Galleryそらと関わりの深い若手作家さんも多くいらっしゃいました。


倉吉、国造焼窯元 山本佳靖さん。
ギャラリーそらで開催されたクラフト展「すこゆる」「なつのそら」に参加。2011年には妹、花野子さんとの兄妹展を開催。今年も6月末に開催してくださいます。とても楽しみです。使いやすいコーヒーカップや器などにファンも多いですが、山本さんらしい個性的な花器も魅力です。


鳥取市、玄瑞窯 芝原信也さん
ギャラリーそらで開催されたクラフト展「すこゆる」に参加。芝原さんらしい、男らしく土の温かみを活かした作風。いろんな釉薬や形の器があり、これからさらに多種多様な作品を生み出しそうな芝原さん。


米子市、大山焼久古焼 鈴木治道さん
ギャラリーそらで開催されたクラフト展「すこゆる」に参加。研究熱心な治道さんが生みだす釉薬は、器を絶妙な美しい色合いに仕上げます。形も繊細!


松江市、 陶風舎 松本尚子さん
ギャラリーそらで開催された個展は大盛況でした。松本さんのマグカップやコーヒーカップをギャラリーでも日常使いしています。かわいらしく軽く使いやすい…女性ファンが多いのも納得です。今年4月に開催される「木土藍楽展」に参加されます。


安来、 八幡焼窯元 安食美幸さん
今年4月にギャラリーそらで開催される「木土藍楽展」に参加されます。280年以上ある伝統を受け継ぐ、鮮やかな藍釉が特徴です。小さなうさぎの置物など、かわいらしい仕事もちらほら。4月が楽しみです。


米子市、 陶工房Ashwork 足塚由江さん
ギャラリーそらで開催されたクラフト展「すこゆる」に参加。今年4月に開催される「木土藍楽展」に参加されます。”普段使いの身近な器”を心がける足塚さんのシンプルな器は、毎日の食卓にぴったりです。ファン多し!


4月20日~23日「木土藍楽展」をお楽しみに!詳しくはこちら

天満屋の近所にある雑貨屋、’tis clay さんにも伺いました。こちらではキャンドル作家、後藤華ちゃんの作品展が開催されています。華ちゃんは以前ギャラリーそらで開催された「BOX ART展」の際に、ご参加頂きました。

もはや、キャンドルの域を超えた華ちゃんの作品。これはオリジナルの物語の一場面です。乙女の可愛さと怖さというか、ただならない感じがすごいです。

「poupee~ ロウ細工とアクセサリーのふたり展」
2012年1月13日~2月1日
’tis clay 内ギャラリー

▲スタッフ杉本

「ビューティフルハミングバード」ツアーライブ、無事終了しました

寒い中、ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。
ドリンクサービスはジンジャー茶(+わったい菜コンフィチュール)が一番人気でした!やっぱり寒かったからでしょうかねぇ・・でもライブが始まると、
BHBの歌声で私たちの心の中まであったかくなりました♪
▼開演時間までの待ち時間、大島亜佐子さんが送ってくださったブルーレイディスクを流していました。NHKのみんなの歌「ウメボシジンセイ」は元々、明治時代に発行された「尋常小学読本巻五」に掲載されていた“うめぼし”という一編の詩を、クリエイティブ・ディレクターの大島亜佐子さんが翻案・補作詞作詞と映像制作まで担当されました。ちょっとしたご縁で繋がり、今回のために送って来てくださいました。大島さん、ありがとうございます。このブログ上でお礼申し上げます(笑)今後のご活躍、楽しみにしています。

ライブでは私もウメ~、ウメウメ♪ってBHBの歌に頭をフリフリで一緒に歌っていました。

▼BHBにピッタリの空間を見ていただきたくて動画をアップしました。
本当に素晴らしい歌声、小池光子さん。

ちなみに、ウメボシジンセイの歌詞、載せておきます。
私もウメボシジンセイを教訓に生きていきます(笑)

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二月三月 花ざかり うぐいす鳴かせたこともある
五月六月 実がなれば 枝からふるい落とされて
近所の町へ持ち出され
何升何合計り売り
もとよりすっぱい この体
ウメ ウメ ウメボシとしてうまれ
ウメ ウメ ウメボシとしていきる
塩にそまって辛くなり しそにそまって赤くなる

七月八月 暑いころ 三日三晩の土用干し
思えばつらいことばかりこれも世のため 人のため
シワがよっても若い気で
小さい君らの仲間入り
運動会にもついていく
ウメ ウメ ウメボシとしてうまれ
ウメ ウメ ウメボシとしていきる
九月十月霜月と 紅葉狩りにもついていく

あっという間に年は暮れ
また一年のはじまりがひとりひとりにおとずれて
泣いて、怒って、笑うだろう

ウメ ウメ ウメボシとしてうまれ
ウメ ウメ ウメボシとしていきる
「梅はその日の難のがれ」
さいごの一粒その日まで 君らの日々に幸アレと
これがわたしのウメボシジンセ

http://www.nhk.or.jp/bs-blog/500/106575.html
↑大島亜佐子さんへのインタビュー記事