組子(くみこ)のある暮らし 倉吉の福田建具店さんを訪ねて

福田建具店 組子のある暮らし

昨年の大地震で中部、倉吉の作家さんたちは様々な困難に見舞われました。倉吉の福田建具屋さんもそうでした。地震の1週間後に工務店で展覧会を開催する予定になっており、予定通りオープンされましたが、来場者が極端に少なかったとお聞きしました。それならば鳥取で多くの皆様にご高覧いただけたらとギャラリーそらが企画することになりました。
組子(くみこ)は光と陰が織りなす、季節の気配を楽しむ「粋・わく」を大切にしてきた日本ならではの工芸技術です。

手にとって見て触っていただき、生活の中に取り入れることを身近に感じていただけたらと思います。

ギャラリーそらチームが福田建具店に取材させて頂いた時の様子を紹介します。
福田建具屋の福田優さん。先ずは自宅玄関先で立派な組子の衝立を前に
(パーテーション)解説していただきました♪
▼組子を通して外景を見るといつもと違う雰囲気になりますね。
大工さんや建具屋さんの仕事が少なくなる冬場に何かできないか・・・と自然な成り行きで組子への取り組みが始まったようです。組子自体は飛鳥時代から始まったと言われています。メイドインJapanなんですね~!
福田さん、木のこととなるともうお話が止まりません(笑)
自宅の居間に入る時のドアにこんな扉があったら感激。。
光も優しく入って和風モダン、格調高し💕ため息・・・
▼無理を言って組木の制作風景を撮らせていただきました。本当はこんな風には作らないけどね・・・と言われながらも真剣に。。釘は一切使わないんですね。。
スタッフが写真撮ってる所を撮る私。
建具屋さんなので作業場にはカンナ屑がたくさんありました!
まるで鰹節鰹節!
ギャラリートークもありますのでよかったらお立ち寄りくださいね。

白谷工房 中村建治さんの寄木展について

 鳥取県日野郡日南町在住の寄木作家、中村建治さんの前職は大工でした。(頼まれて時々大工さんもされるようですが)

建築で古材や端材が出てしまう中、捨てるのは忍びないと試行錯誤の後、独自で寄木細工を習得されました。鎌倉の寄木は有名ですが中村さんの寄木は一つ一つ、作っていく方式で(寄木の塊を薄く切って板に貼り付け、様々な加工用品にするという方式ではない)つまり裏側も同じ木なのです。だからアクセサリーになった時など裏から見ても美しいです。

何年か前に人気TVドラマの主人公が中村さんの寄木の星のヘアゴムを毎回つけていて、その影響もあり寄木のヘアゴム大ブレイクしました。

現在は寄木を中心とした木工作品を制作する白谷(シロイタニ)工房を主宰する中村さん。ギャラリーからの要望もすぐ形にしてくださり、その柔軟性に関心しています。現在は都会の雑貨店などを中心に海外でのweb販売も始まりました。大きなweb通販サイトからオファーがあったりと大きく飛躍しようとしている作家さんです。ギャラリーそらのスタッフ共々、中村さんの人柄を知るほどに応援したくなる作家さんの一人なのです💕

生活の中で木の持つ温かみ、優しさを感じてもらえるような身近な作品を作れたら嬉しい・・・と日々精進されています。
1月12日から17日まで寄木展を開催しています。
※作家在廊日は12・14・15・17日 
人気のワークショップは14と15日の2日間開催!!
詳細はここをクリック→🌟

 

 

 

 

 

 

 

「わっか」冬号にtottori handmadePOCO が紹介されました

来年の夏で10周年を迎える手作り作家集団

「tottori handmadePOCO」メンバーが紹介されました。

それも表紙を飾りました!なぜ私が後ろの方でドヤ顔をし

て写っているのか・・・、それは「わっか」を手にとって

ご覧ください。この冊子は中心市街地活性化協議会が発行

されているので、中心市街地にしか配布されていません。

各店舗などにも設置してあるようです。ギャラリーそらに

も設置しています(新年5日からの営業になりますので

ご注意くださいませ)初めて新年に開催する『POCO』

楽しみですね♪

ワークショップなど盛りだくさんです。
詳細はホームページのスケジュールでチェックしてくださいね。
オーナーの独り言、久しぶりの投稿です。来年は
Facebookよりこちらを中心に頑張ろうと思っています!

 

作家さんの工房を尋ねて編 岩美/真名焼 難波 勲さん

球への鳥瞰(ちょうかん)・・・難波さんの作陶展のタイトルです。

古地図等で鳥瞰図という技法があります。鳥の目線で空の上から斜め下を見て描く3D画像のようなことを言うそうです。
今回の展示では球体をたくさん展示します。鳥になって空高くから地上を見下ろしたら何か気になる球体が・・・難波さんの不思議な世界です。「穴の開いた壷はみんな見向きもしなくなっているから穴の空いてない、球体を作った・・・!!!」そんなお話を聞き、実際に穴窯のある岩美の真名へと取材に行きました。(5月)その日は正に火入れの時だったのです♪これは良い写真を撮らなくては💕

難波さんが自ら造成した真名かいろうの里。

▲一眼レフを持って行ったのですが、スタッフ池田が急に「シャッターが降りなくなりました💦」と言うのでナント!私がiPhoneでパシャパシャ・・・▼結局このDMに使われました。いろんな意味で臨場感溢れる一枚です😁

 

▲難波さんの経歴はとても興味深く、「真名焼の世界 絵画からやきものへ」という自費出版本で知る事ができます。陶芸家でありながら現代アーティストの視点がある気骨の陶芸家です。
是非、作品展を通じて難波さんの世界観を覗きにいらしてくださいね♪

「作家さんの工房を尋ねて」編 絞り染め作家 西尾正道さん 

gallery shop SORA の常設作家、西尾正道さんは西尾式絞りと

言われる独特な絞り染の技術を生み出した染色家です。

いつかお邪魔しようと思いつつ、3年越しの訪問となってしまい
ました。
7月1日からの個展に向けて取材・・・ということもありましたが、
先生の大切にされている、お庭も見せていただくためでした。
佐治から珍しい野草やお花を持って来てくださる先生の秘密の
お庭を拝見したかったのです💕
▼先生が育てて焙煎した紅茶をコトコトと何時間も煮出した、
身体にやさしい地紅茶(じこうちゃ・地元で採れた紅茶のこと)デス!

ブランデーケーキまでごちそうになり、先生の作業中に聞いている

音楽の話しにまで及びました。

▼個展に合わせて現在作業中・・・

涼しそうな色合いの暖簾もたくさん出品予定です。楽しみですね。

工房から車で鳥取のマチュピチュと言われるあたりまで西尾先生が先導して30分。ついに先生の秘密の花園までたどり着きました!!!!

▼言っておきますが、「非公開!!」なのです。西尾先生がいないと入ってはいけません。

 

 

▼学術名「けわい」命名したのは紫陽花を愛し過ぎる男、
西尾さんです。画像はわざとボカしました(笑)
愛らしい紫陽花でした!そして改めて、西尾さんは凄い染色家だなぁと
再確認しました。。。
7月1日(金)18時からはオープニングセレモニーが開催されます。
▼西尾さんのライフワークとも言える、声の研究の発表会です。
興味のある方は是非、お気軽にお越しくださいね♪

わたしたち、喜びました~♪♪

ギャラリーそら
安井様

お世話になります。
このたびはお忙しい中何度もお電話差し上げ大変失礼いたしました。
だいたい作家ものをいただくとプロフィールカードか何かがついてくるものと
うっかりしっかり頭に叩き込むことをしなかったのがいけなかったのですが
お調べいただき、ご丁寧にお知らせを頂戴しましてありがとうございました。

樋野さんのサイトも作品同様繊細かつ自然で素敵でした。
たかが一枚のストールですが誰かの手仕事ということが糸の一本一本、色の淡い発色に丹念な織り…人間の営みがしっかり織り込まれているようで、やっぱりどんな方な のか何を思い作っているのかどんな自然に囲まれているのか興味がでるのはそれだけ作品が優しいながらも力を持っているせいでしょうか。
 旅先の興奮もあり手にできました悦びはひとしおです。
大阪ではいろんなショップもありますがやはり地域に根を張り
志をもってものづくりをしているかたのお話を聞けたり作品を見られるのは楽しく嬉しいことです。

安井様ならびにお店にかかわるスタッフのみなさまもそういった方々にいろんな機会を設け素晴らしいお仕事だと羨ましくも思います。鳥取には来るたびに「文化」を感じます。また渡り鳥みたいにお伺いできる日を楽しみにしております。

感謝

時々、こうしてお客様からハッとさせられる言葉を頂く事があります。作家さんはもとより私たちギャラリー運営者にとってもモチベーションの上がる、有り難い一期一会です。
もちろん、樋野由起子さんにもお伝えしました。その結果、来年の12月にショップ特集に出品してくださることが決まりました💕💕💕良い事だらけ・・・

gallery NOW!!!

最新の情報はinstagramやFacebook、Twitterへと移っている状況です。
もう少し落ち着いてホームページを更新したいのですが・・・日々の仕事に追われる毎日、反省しつつどうしたものか考え中です。
気楽に日々更新している下記のページがありますのでご覧頂き、いいね!やフォロー頂けたら幸いです。
▼クリックでギャラリーそらのインスタグラムページに飛びます
このサイトは安井が担当で気ままに運営しております。

▼gallery shop SORAのインスタグラムページ
スタッフ池田のセンスでcoolな写真をupしております。

▼ギャラリーそらFacebookページ

▼ギャラリーそらのツイッター
是非是非、フォローしてくださいませ。

お喜楽アート展 ~水彩・墨・そしてパステル~ 2人展

山田繁さんと小田里志さんの二人展です。
お二人は松の聖母学園の福祉施設で暮らしながら絵を描き続けています。
ギャラリー在廊時にも黙々と描いておられました。
今回はパステルにも挑戦した新しい作品も展示してあります。
講師の小山舞さんとのほんわかした会話はお二人にとって大変楽しい時間のようでした。
だからこそ描けるのかな…「お喜楽アート」とは喜んで楽しむという、人間の最強パワーの入ったネーミングですね!!






 

ソラカラ、ソレカラ。 

新しい年の始まりはgallery そら企画
「ソラカラ、ソレカラ。」ギャラリーそらの歴代スタッフ、アルバイトの7人による作品展です。私(owner)の紹介文を掲載します。







ギャラリーそらはこんなに素敵なスタッフに恵まれ、運営しています。今後ともよろしくお願いします♪
 

2016年 あけましておめでとうございます 


今年もかぶりもの、やっちゃいました(笑)スタッフ共々ノリが良いのが特徴です💕
明るい笑顔でスタート致します。どうぞ遊びにお立ち寄りくださいませ。
例年ならば1月はスローペースで始まるギャラリーですが今年は面白い企画が続きますのでお楽しみに♪♪ 
それでは皆様、ギャラリーでお待ちしています♪