谷口かおりさんの寄稿文紹介

日本海新聞掲載
「気配を消して撮る」 
それは初めて彼女に私の作業風景を撮影してもらった時のこと。彼女はカメラを持った途端に工房の空気と一体化し、気配を消してしまいました。撮影された写真には、今まで自分でも気付かなかった木地師としての私の仕事に対する想いが写し出されていたことを覚えています。そしてそれは不思議と優しい母の視線に包まれているかのような温かい空気を感じるものでした。
彼女は写真家の米井美由紀さん。彼女が『鳥の劇場』の活動を初演から撮り続けた舞台写真の展示をすると聞いて今からワクワクしています。
『鳥の劇場』とは昨年から鳥取市鹿野町を拠点に演出家中島諒人さんを主宰に活動を始められた劇団です。今回の展覧会ではさらに劇団の方々が舞台道具等も並べられ空間づくりに工夫されながら、その活動を紹介する初めての展覧会ということです。
「一度観たらもうハマッてしまって」、ファンの方々がそんな風に口にされるのをよく耳にします。斯く言う私もその舞台の素晴らしさにすっかり魅了されているファンの一人です。
客席に座り、静寂が訪れる。客席の照明が落ちて、舞台の照明が照らされたらその瞬間から舞台の世界へ引き込まれていきます。ある公演では、舞台の世界にすっかり入り込んだ私は、その緊迫した空気に気がついたら隣の友人の袖をギュッと掴んでいたほど。
物語が進んでいく中の役者さんの表情、動き、台詞に道具達の音、照明の変化、舞台の空気の移り変わり全てに胸が高鳴り、時には胸を締め付けられるような想いでその世界に浸るのです。
またつい先程まで舞台上では狂気に満ちた役柄を演じていた役者さんが、公演終了後には同じ人とはとても思えないほど晴れやかな笑顔で見送って下さる。そんな空気の移り変わりも鳥の劇場の魅力の一つだと思っています。改めて思うと当たり前のことなのですが、すっかり余韻に浸っている私はいつもその時、彼らに素顔があることに気付かされるのです。
『鳥の劇場』が持つ様々な魅力。
米井さんは一体、どんな瞬間をカメラに取り込んだのでしょう。きっとまた気配を消し、『鳥の劇場』の空気と一体化してシャッターを切り続けたんだろうなぁ…。今この瞬間、楽しみで楽しみで私の胸はドキドキしています。
8日のオープニングパーティーには劇団の方々も参加されるとのことです。ぜひこの機会に、みなさまに「鳥の劇場」の魅力に触れていただきたいと願っています。
(工房このか  谷口かおり)

「鳥の劇場」演劇×写真展2007

昨夜のオープニングパーティーはたくさんの方に参加していただき、鳥の劇場の主宰者中島諒人さん&劇団員さん、写真家の米井美由紀さん、そして私・・・本当に感激しました。すっかり舞い上がっていたせいでブログ用の写真を撮ることを忘れていました撃沈本来のミーハーな私でしたら劇団員の皆様との写真を撮りまくるはずでしたが・・・忘れてしまいました。まち遊びアートフェスタの実行委員会、商工会議所、中心市街地活性化のメンバーの方々も参加してくださったので、かなり盛り上がりましたビール祝皆様の熱い想いの交流の場となった様です。
毎日、何回でもブログ更新できる内容なのですが、開催期間中は展覧会の様子がわかる写真はなるべく控えてくださいとのことなので控えに控えております(笑)「人間って面白いなぁ~ 不思議な縁?!」そんなキーワード満載の毎日です。

『鳥の劇場』演劇×写真展2007

ギャラリーそら企画展 

『鳥の劇場』演劇×写真展2007                 

          「鳥の劇場」撮影:米井美由紀

会期: 12月8日(土)~16日(日)
時間: 10:00~19:00 (日曜日は18:00まで) 会期中無休・入場無料
会場: ギャラリーそら/スペース空(kuu)

昨年から鳥取市鹿野町を拠点に活動を始めた劇団「鳥の劇場」(主宰 中島諒人)の
活動を紹介する初めての展覧会です。写真家 米井美由紀による劇場・舞台写真をは
じめ、舞台小物等による空間展示をします。

☆オープニングパーティー
12月8日(土)  18:30~21:00 参加費500円
(軽食あり。当日、誰でも参加OK。)
※演出家 中島諒人氏のトークあり。劇団員の方々も参加されます。
ぜひご来場ください。

☆ギャラリートーク ~中島諒人氏を迎えて~
12月15日(土)  19:00~20:00 舞台作りの魅力など

お問い合せ先:ギャラリーそら/スペース空(kuu)
鳥取市栄町658-3 駅前サンロード
TEL・FAX 0857・29・1622
URL http://www.gallery-sora-kuu.com/
鳥の劇場 http://www.birdtheatre.org/

日本海新聞投稿文(2007.12.07)

それは初めて彼女に私の作業風景を撮影してもらった時のこと。彼女はカメラを持った途端に工房の空気と一体化し、気配を消してしまいました。撮影された写真には、今まで自分でも気付かなかった木地師としての私の仕事に対する想いが写し出されていたことを覚えています。そしてそれは不思議と優しい母の視線に包まれているかのような温かい空気を感じるものでした。
彼女は写真家の米井美由紀さん。彼女が『鳥の劇場』の活動を初演から撮り続けた舞台写真の展示をすると聞いて今からワクワクしています。
『鳥の劇場』とは昨年から鳥取市鹿野町を拠点に演出家中島諒人さんを主宰に活動を始められた劇団です。今回の展覧会ではさらに劇団の方々が舞台道具等も並べられ空間づくりに工夫されながら、その活動を紹介する初めての展覧会ということです。
「一度観たらもうハマッてしまって」、ファンの方々がそんな風に口にされるのをよく耳にします。斯く言う私もその舞台の素晴らしさにすっかり魅了されているファンの一人です。
客席に座り、静寂が訪れる。客席の照明が落ちて、舞台の照明が照らされたらその瞬間から舞台の世界へ引き込まれていきます。ある公演では、舞台の世界にすっかり入り込んだ私は、その緊迫した空気に気がついたら隣の友人の袖をギュッと掴んでいたほど。
物語が進んでいく中の役者さんの表情、動き、台詞に道具達の音、照明の変化、舞台の空気の移り変わり全てに胸が高鳴り、時には胸を締め付けられるような想いでその世界に浸るのです。
またつい先程まで舞台上では狂気に満ちた役柄を演じていた役者さんが、公演終了後には同じ人とはとても思えないほど晴れやかな笑顔で見送って下さる。そんな空気の移り変わりも鳥の劇場の魅力の一つだと思っています。改めて思うと当たり前のことなのですが、すっかり余韻に浸っている私はいつもその時、彼らに素顔があることに気付かされるのです。
『鳥の劇場』が持つ様々な魅力。
米井さんは一体、どんな瞬間をカメラに取り込んだのでしょう。きっとまた気配を消し、『鳥の劇場』の空気と一体化してシャッターを切り続けたんだろうなぁ…。今この瞬間、楽しみで楽しみで私の胸はドキドキしています。
8日のオープニングパーティーには劇団の方々も参加されるとのことです。ぜひこの機会に、みなさまに「鳥の劇場」の魅力に触れていただきたいと願っています。
(工房このか  谷口かおり)

搬入と展示が始まりました

「鳥の劇場」演劇×写真展2007、ギャラリーそら は舞台空間となりますときめき来場される方の反応が楽しみです。2会場がそれぞれ違った雰囲気で展示されています。多くの皆様にご高覧いただきたいと思います。

ランジェリーブティックJiJi 

民藝美術館の前の通りにランジェリーブティック「JiJi」さんがあります。前を通る度にウィンドウのディスプレイがアートな感じでへぇ~と感心していましたが、さすがに入るのはためらっていました。ところが、なにかの縁でオーナーのM嬢と仲良くなりました。ラッキー彼女はチャレンジショップの一期生で、自力でH.Pを立ち上げてネットショップもされています。姉御肌の面白いお姉さんですチョキランジェリーのアフターケアまで一生懸命取り組んでいます。ランジェリーが自分になかなかしっくりこないというような人には本当にオススメのお店ですよ!私?fufufu・・・買いましたラブ着け心地?
よろしゅうございますよ。こんな感じで、ギャラリーそらの界隈はユニークな人がたくさんいることに やっと最近気がついてきました。第2弾は誰にしよっかな~見る

やっぱデザインより機能を選ぶかなぁ・・・

ギャラリーで使用する加湿器、迷ったけれど、結局ボネコ社のハイブリッド加湿器にしました。N.YのMomaミュージアムショップでも見たし、六本木ヒルズでも見た、深澤直人デザインの加湿器。興味をそそられたけれど、消費電力や適用範囲、容量を考えると仕方なく・・・

20数年前に買った加湿器は周りに白い粉が付着して困ったことを記憶しているけれど、現在はこんなに進化しているのですね見る