東京アートレポート 5

特派員Mより。
六本木のミッドタウンの21_21 design sightでは、7月6日まで第3回企画展 三宅一生ディレクション『21世紀人』を開催中です。
20世紀から21世紀への移り変わりを体験できている今の時代だからこそ気づくことができるものがあるのかもしれない、と、新しい視点を一つ吸収できたような気がします。

展覧会を観終えて、外に出ると、左手奥の方に、芝生のみどりにピンクの何かと人だかりが見えて来ました。楽しそうな雰囲気に、歩いて近づいてみると、、、そこには桜cafe(サクラ・カフェがOPENしていました。遠くから、ピンクにみえたのは、サクラのオブジェ兼イス兼テーブルでした。子どもから大人まで、散歩のついでに、仕事帰りに、さまざまな人が気軽に立ち寄り、春のうららかな午後を楽しまれていました。シャンパンに桜の和菓子のセットなど、今だからこそ季節と一緒に味わえるメニューがうれしいです。

鳥取市内では4月20日からcafe weekが始まるとか。今年鳥取初開催!こちらも楽しみです。

ここ数日の現代アート体験をふりかえり、思うことは、アートというのは、人のなかに蓄積されている体験や記憶をもとに想像力とともに創られているもので、それぞれの人の中に、それぞれの体験や記憶、感性があり、それは一人として同じものはなく、どのひとにも、独自のアートを生み出せる可能性が潜んでいるなぁ、ということでした。何かひらめいたら、ちいさなことでも一歩はじめてみようかな。。。

以上、東京アートレポートでした。
おつきあいくださり、ありがとうございました。

ギャラリーそらさま、これからの企画展楽しみにしています。

東京アートレポート 4

特派員Mより。
東京都現代美術館を訪ねてきました。現在、企画展「MOTアニュアル2008 解きほぐすとき」と「川俣正〔通路〕」とを開催中です。会期は両方とも4月13日までです。

「MOTアニュアル2008 解きほぐすとき」
毎年開催されている若手作家を中心としたグループ展です。今年は「解きほぐすとき」をテーマに、5人の作家(金氏徹平、高橋万里子、立花文穂、手塚愛子、彦坂敏昭/敬称略)が紹介されています。日常見慣れてしまって、わかっているようでいるものでも、解きほぐして見つめ直してみると、実際はあまりしらなかったこと、そこで初めて発見することがあることに気づかされました。

「川俣正〔通路〕」
ここでは、美術館を「通路」にする試みがなされています。ベニヤ板が何枚もたてられ、空間が「通路」として仕切られ、「通路」を歩くという観客の行為も作品の一部のような気がしました。会場の中にはカフェあり、作業スペースあり、創作活動の現場としての美術館!を実感しました。
Wah Labというプロジェクトもあり、全国から大量のアイデアを集め、そのなかから最強のアイデアを実現していくという楽しい企画です。選ばれたのは、小学3年生の「地面の中の家がある」!!!現在実現にむけてプロジェクト進行中のようです。

常設展では、岡本太郎さんの『明日の神話』を6月29日まで公開中です。先日、南青山にある岡本太郎記念館で、この作品にまつわるエピソードを知ったところでしたので、今回、偶然にも実物を観ることができて不思議な縁を感じました。

常設展も見どころがたくさんあります。ミュージアムショップにはさまざまなアート関連書籍をはじめ、アートグッズなど、じっくりみていると、あっという間に時間が過ぎていきます。ぜひ、じっくり訪ねてみてほしい美術館です。

東京アートレポート 3

特派員Mより
JR東京駅から丸ビル方向へ歩いていると出現する光景です。
写真は行幸地下ギャラリー「アートアワードトーキョー」の様子です。
国内の主要な美術大学の卒業制作展から選ばれた約45点の作品が展示され、国内の若い芸術家の発掘と支援を目的としたアート展です。
審査員は天野太郎氏(横浜美術館次席学芸員)、後藤繁雄氏(編集者、京都造形芸術大学ASP学科教授)、小山登美夫氏(小山登美夫ギャラリー代表)、長谷川祐子氏(東京都現代美術館事業企画課長)他です。
まちなかを仮設ギャラリーにした、今しか出会えない旬なアート。アートも一期一会だなぁ、と気づかされた展示です。

この展示は、3月28日から4月17日まで開催されている「丸の内アートウィークス2008」の一会場で、この他に丸ビル内、丸の内仲通りなど丸の内各所でアートイベントが繰り広げられています。
まちなかに今のアートが溶け込み、いつもとは視線を変えてまちの散策を楽しむことができます。こんなふうに想像力次第で、身近な風景も無限にひろがる可能性があるんだなぁ、と、よいヒントをいただきました。
わたしだったら、どんなアートをどんなふうにまちに展示しようかなぁ。。。