作家紹介


<日々譚hibidtan(大阪)>
古着をリメイクして作った割烹着は、世界で一枚だけのオリジナル。
家仕事が楽しくなるような、素敵なデザインのものばかりです。
そして、タグに添付してある、作者の山口さんのメッセージがとっても素敵なのです。

 「食べることはすべてのはじまりです。
自分のためにご飯を作ることは、地に足をつけて自分らしく生きること。
家族のためにご飯をつくることは、かけがえのない愛を伝えること。
みんなのためにご飯を作ることは、平和で争いのない世界を作ること。
そんな大切な仕事のお手伝いをできたら、そう思って、かっぽう着を作っています。
何事もないおだやかな日も 友達の集まるにぎやかな日も
忙しくて疲れた日や 気分の沈んだ日にも
楽しくごはんの支度ができますように…」
日々譚hibitan HP


▲吉田さんの作品は雑誌「nid」でも取り上げられています。
<中津箒 吉田慎司(神奈川)>
神奈川県愛川町中津地区で、かつては盛んだった箒作り。
需要の減少から、長く生産が途絶えていましたが、中津箒の復活を目指す「まちづくり山上」によって数年前より再び生産されるようになりました。
今回は個人作家としても各地で活動し、一昨年は日本民藝館展で准入選も果たしています。ギャラリーショップSORAではそんな吉田慎司さんの作品を扱っています。

 吉田さんはホウキモロコシという箒の材料となる植物を無農薬で栽培するところから手がけています。糸は草木染めというこだわりようです。持ち前の努力とセンスで若い新たな中津箒の需要を増やしています。ギャラリーそらでも若い方に昔からの箒の良さを知って欲しいと思います。試し掃き用の箒がありますので是非体験してみてください。そのしなやかさに驚かれると思います。隅々まで届きます!

畳や床用として長く使用した後は廊下→土間→庭と降ろしていくのが昔からの使い方です。短くなるまでしっかり使えます。
たかが箒、されど箒なのです。是非一度手に取ってみてください。

(スタッフ 小林)