明日のコンサートに・・・

ここのところアート特派員ムニコさんにブログをハイジャックされましたが、直島に行きたくなった人も多いのでは?
ムニコさんの露出も結構あったりして笑えました。ちなみにムニコさんはギャラリーそらのウエブ制作をしてもらってます。最近の彼女の手がけたサイトは世界のアンティークコンパクトコレクションです。
なかなか頑張っています。
さて、画像はギャラリーで作っている座布団クッションです。明日開催されるリコーダーのコンサートで座席が冷たいので作りました。低コストの手作りです。今後のコンサートにもきっと大活躍してくれると思います。

直島レポート 総括

こんにちは、直島レポート、特派員ムニコです。
ちゃんとレポートできなかったので(汗
レポート総括しまーす。

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羽田から飛行機で1時間、バスで30分、船に揺られて1時間、直島に着きました。

【1日目 MUSEUM宿泊。ベネッセミュージアム見学】



直島に着くと、早速草間彌生の赤かぼちゃがお出迎え。


海の駅かっこ良い。設計はSANAAだそうです。シンプルで居心地がいいです。

1泊目はベネッセハウスのMUSEUM。もちろん安藤忠雄設計。
いたるところに作品が飾ってあって、宿泊者は見放題。


部屋からの眺めが最高なんです。


お部屋はこんな感じ。
シンプルで、コンクリートと木のバランスが気持ちいい。

ただ、いちゃもんをつけるとすれば、引き出しに冷蔵庫が収まりきらず扉が閉まってない事と(多分この部屋だけ)、引き出しにゴキジェットがある事・・。いきなり現実に引き戻されました。コワイ・・ゴキブリ出るの?


日が沈む前に、隣の施設Ovalへ。こちらへは専用のモノレールを使います。
しかも無人。ボタンで呼び寄せて、発車します。
ついついボタンを押すときに、「発信!」と、声をあげてしまいます。


ガタンゴトンー。乗車時間、約5分。


中に入ると・・・


ここが噂のovalです。綺麗~~是非泊まりたかった!


この日は館内のミュージアムレストランで懐石料理をいただきました。
レストランの中にも部屋の中にも作品があるから写真の撮影はしにくいです。常に遠慮。(でも、目を盗んでは撮る。)

【2日目 PARK宿泊。家プロジェクト見学-まるやCafe-文化大混浴参加】


寝ぼけ眼。パジャマがかわいいのでパシャリ。


朝食。2日目にしてカメラを取り出す事に遠慮をしなくなってます。


外に出ると、海辺にぽつんと草間彌生の南瓜が。


人目はばからず。嫌がる南瓜。

そのまま自転車を借りて走る事10分(?)、本村の「家プロジェクト」へ。
海辺を自転車で走るのがこんなに気持ちいいなんて!!そこに気がつけただけでも嬉しい。密かに自転車買おうと決意。

「家プロジェクト」は7軒の家を見てまわれます。
でも「きんざ」という家は作者の意向で限られた日程じゃないと見られません。残念ですが今回は6軒の家を見て回りました。
(もちろんどこも中は撮影禁止)


大竹伸朗の「はいしゃ」


須田悦弘「碁会所」
旅の同行人ごっちは、ここが一番好きと言ってました。


杉本博司「護王神社」
私は護王神社が一番好きです。


神社にある硝子の階段は、地下へと続いています。


地下から入って硝子の階段を見上げると、一筋の光がさしていました。
神様の通り道だそうです。


ジェームス・タレル×安藤忠雄「南寺」
中に入ると真っ暗な闇。光を発見していくプロセスを体験できる家でした。
自分の目の力に驚きました。



昼休憩に、人気な「まるやCafe」へ。おされカフェです。BGMはレイハラカミ。


2泊目はPARKです。部屋はMUSEUMに比べて木がふんだんに使われていました。


ごっちは中の作りがこっちの方がかわいい~と喜んでいました。確かにそうかも。


蔡國強「文化大混浴 直島のためのプロジェクト」
この作品は、参加型。予約して、水着を持参しなくては参加できません。中国の風水の視点で見ると直島で最もよく「気」が流れる場所に、中国産の太湖石でその気をジャクジーへ集中させているそうです。
でも、寒かったせいか参加してるのは私とごっちだけ・・


見よ。このプライベートジャクジー。観光客や通行人に見られると恥ずかしい・・。けど漢方薬でぽっかぽかになりました。
きっと30代、最初で最後の水着姿写真かも・・。


夕食はベネッセハウステラスレストランにて。

本当は、夜は民家の中にあるお好み焼き屋で食べようと思い、街灯のない道をひたすら歩く事15分・・・「臨時休業」でした。
バスも1時間に2本しかないし、遠くまで行かないと他にお店がないのでやむなくハウスレストランで夕食をとりました。結果的には、良かったんですけどね。事前の確認は必要です。

【3日目 地中美術館-山本うどん-ピンポンギャラリー-帰宅】

地中美術館へ。贅沢な美術館です。一番私が好きなのは、ジェームズ・タレルの「オープン・フィールド」。
館内はアンドゥーのコンクリ-ト祭りでした。(アンドゥー呼ばわり。ちなみにごっちはアンドゥーが丸山弁護士に似てるって。)
地中cafeからの眺めも最高でした。でも、入り口でカメラの持ち込みを禁止されたので、やむなく写真は1枚もありません。
スタッフの制服は、真っ白で、ちょっと宗教的・・と思ってみたり。


お昼は民家の中にある「山本うどん」。


肉うどん。めっちゃめちゃ上手い。安い。早い。讃岐うどんってこんなに美味しいんだ・・感動。


ピンポンギャラリー。中には1人用の宿泊施設もあるそうです。


船の上。今回の旅の同行者、元同居人ごっちにも感謝。

旅もここで終わり。3日間、天候に恵まれました。
ホテルにはテレビがないので本当に世俗から離れ、静かにゆっくり過ごす事ができました。ついつい意味もなくテレビをつけがちだったと思い知らされます。


ありがとう、さようなら、直島。