末宗智彦さんの器

現在、鳥取県西伯郡大山町に工房を持つ末宗智彦さんは米子市出身。沖縄芸大で工芸を学び、卒業後は読谷村の島袋常秀氏のもとで伝統陶芸を学びました。2005年に独立し、以後、精力的に県内外の百貨店を中心に作品を発表しています。

「なつのそら」ではそばちょこが人気です。イッチン唐草、飴唐草、鉄唐草、指描海、シロツメ草、点打。定番の6種類の柄。形も柄も、芯があって男らしいのが特徴です。かといってストイック過ぎず、沖縄の風土みたいにおおらかで頼もしい感じがします。

5年ほど前に鉄唐草の8寸皿を手に入れました。とても使いやすくて、パスタや揚げ物を載せるのに活躍しています。

写真は7月にお邪魔した工房です。実は末宗さんはこのような立体作品も制作します。映像作品まで作ります!壁にかかっているのは、産業革命の頃、人間と機械がまだ仲が良かった時代のムードを象徴的に表したレリーフ作品です。陶板にいろんな金属のパーツが複雑に配置されています。

今回の展覧会には並べていませんが、こんなパステルカラーの器まで。奥にある白い立体も末宗さんの作品です。

こちらは奥さまの末宗奈保子さんの立体作品です。海底の軟体動物みたいで愛らしい。形がきれいなので安心感があります。今は育児でお忙しそうですが、またたくさんの作品を観せて頂きたいなあと思います。

末宗さん御夫妻の人柄は、作品にそのまま出ているような気がしました。どんな表現方法でも、地に足がしっかり着いたような。
末宗工房ホームページ

「なつのそら」では、末宗さんが作る日常使いの器たちが並んでいます。ぜひどうぞ。▲スタッフ杉本

鳥取駅前商店街かえっこバザール

「鳥取駅前商店街かえっこバザール」
9月17日 午後1時~4時まで
集合受付場所:ギャラリーそら
駅前サンロード商店街と駅前商店街界隈


主催:駅前商店街かえっこバザール実行委員会
代表者:辻 賢太郎
お問い合わせ:ギャラリーそら/0857-29-1622(安井)
詳細は後日更新いたします