「苔色工房」田中遼馬さんの器

先週、ご近所の水越屋さんのblogで「なつのそら」をご紹介して頂きました。 → http://blog.zige.jp/mizukosiya/?page=2

暑い日が続きますね。昨日鳥取市は37.8℃ありました。「夏はこれくらい暑いほうがいい」とタフぶってるスギモトですが、実際はとんでもありません。早々に白旗。

今日は苔色工房こと田中遼馬さんの器をご紹介します。

神奈川県横浜生まれの田中さん。2004年くらいから陶芸をはじめ、2010年から新宿に工房を構えて制作していらっしゃいます。twitterなどでも制作風景をアップしていたりと、次世代の陶芸家さんです。

ドット柄の小さなおちょこ。

この片口のピッチャー人気です。
田中さんの器の特徴はその軽さと薄さです。華奢な印象ですが、益子の陶土を高めの温度でしっかり焼いているので、丈夫なのだそう。電子レンジの使用も問題ありません。


益子の白土でロクロ形成。その上に色のついた化粧土を薄く掛け、図柄を下描きし、カッターなどで図柄部分の化粧土を削り、地の白土を出すのだそうです。洋梨、ピーマン、りんごなどの図柄がシンプルに配されています。洋食器のような雰囲気。四角いプレートはペンやアクセサリーを置くのにも良さそうです。
田中さんはいろいろな形や柄の器を作っていらっしゃいます。ホームページでもたくさん作品を観れますよ。
「苔色工房」ホームページ → http://kokeiro.michikusa.jp/gallery.html

▲スタッフ杉本

稲村真耶さんの器

「鳥取の手仕事ブログ」で紹介して頂きました → http://www.pref.tottori.lg.jp/dd.aspx?menuid=28521

今日は滋賀県大津市に暮らす稲村真耶さんの器を紹介します。

稲村さんは1984年生れ(!?)とお若いですが、高等学校セラミック科→陶芸専攻科→藤塚光男氏に師事し4年間修業→2009年開窯、と、まっすぐ陶芸ひとすじに歩んでいらっしゃいます。

器はすべて磁器。古い雰囲気を出すために、少量の陶土を混ぜて青味を出したり、釉薬を掛ける前に縁に鉄粉を塗ったりしているそうです。おおらかで女性らしい、のびやかな絵付けにぐっときます。

勝手に「福ちゃん皿」と呼んでる5寸皿。これで毎朝塩むすびが食べたいです。

こんな片口の鉢も。使いやすそうな色と形です。

「なつのそら」初日、観光がてら稲村さん御夫妻が来てくださいました。こんな女学生的にかわいらしい方とは。旦那さんも稲村さんの器を指示しながら「これはうちでも毎日使ってて、いい感じになってきました。この絵柄もボクは好きですねぇ…」とにこにこ。なんだかこのおふたりに癒されたスギモトです。
「トリガァルマップ」を参考に、定有堂書店、たくみのハヤシライス、真教寺公園、旧横田医院…など、鳥取市観光を満喫できたそうです。良かった。

稲村真耶さんのホームページ → http://inamura-maya.com/index.html

▲スタッフ杉本

ずーっと続けていますオリジナルポストカードで義援金


ギャラリーそらのスタッフ、杉本早苗は自分で描いたイラストを
ポストカードにして販売しています。全額を寄付するようです。一枚150円なのですが4月から設置する場所を変えながら続けています。お客様が気に入ってくださって、ぼちぼちですがコンスタントに出ています。そろそろ品薄になってきました。追加が欲しいところです。

小さなことからコツコツと‥‥が大切ですね。

暑中お見舞い申し上げます ~なつのそら~

街行く人も少なめの火曜日になっています。
暑いですから‥‥皆様お体ご自愛くださいませ。

ギャラリーそらはJR鳥取駅から3~4分のところにあるので
県外のお客様がふらっとお立ち寄りされる場所でもあります。
玄関がガラス張りなのでお客様の興味を引きそうな展示が大事です。
「風鈴とシャーベットのような青色のグラスに魅せられて‥」と
ふらり、お客様が入ってこられます。(翁再生硝子の作品)

▲大きなゴミ箱
▼天板は南方の木&脚部分は杉 アクセントは皮革のテーブル

インテリアショップ スモール 上嶋祐紀 
値段が驚きの安さ!!ウエブ上では書けません。見に来てくださいね。

末宗智彦さんの器

現在、鳥取県西伯郡大山町に工房を持つ末宗智彦さんは米子市出身。沖縄芸大で工芸を学び、卒業後は読谷村の島袋常秀氏のもとで伝統陶芸を学びました。2005年に独立し、以後、精力的に県内外の百貨店を中心に作品を発表しています。

「なつのそら」ではそばちょこが人気です。イッチン唐草、飴唐草、鉄唐草、指描海、シロツメ草、点打。定番の6種類の柄。形も柄も、芯があって男らしいのが特徴です。かといってストイック過ぎず、沖縄の風土みたいにおおらかで頼もしい感じがします。

5年ほど前に鉄唐草の8寸皿を手に入れました。とても使いやすくて、パスタや揚げ物を載せるのに活躍しています。

写真は7月にお邪魔した工房です。実は末宗さんはこのような立体作品も制作します。映像作品まで作ります!壁にかかっているのは、産業革命の頃、人間と機械がまだ仲が良かった時代のムードを象徴的に表したレリーフ作品です。陶板にいろんな金属のパーツが複雑に配置されています。

今回の展覧会には並べていませんが、こんなパステルカラーの器まで。奥にある白い立体も末宗さんの作品です。

こちらは奥さまの末宗奈保子さんの立体作品です。海底の軟体動物みたいで愛らしい。形がきれいなので安心感があります。今は育児でお忙しそうですが、またたくさんの作品を観せて頂きたいなあと思います。

末宗さん御夫妻の人柄は、作品にそのまま出ているような気がしました。どんな表現方法でも、地に足がしっかり着いたような。
末宗工房ホームページ

「なつのそら」では、末宗さんが作る日常使いの器たちが並んでいます。ぜひどうぞ。▲スタッフ杉本

鳥取駅前商店街かえっこバザール

「鳥取駅前商店街かえっこバザール」
9月17日 午後1時~4時まで
集合受付場所:ギャラリーそら
駅前サンロード商店街と駅前商店街界隈


主催:駅前商店街かえっこバザール実行委員会
代表者:辻 賢太郎
お問い合わせ:ギャラリーそら/0857-29-1622(安井)
詳細は後日更新いたします