ショピン ライブのお知らせ

ショピン 「カサネガサネ春のソノタツアー」


2011.10.15(sat)
open 19:00  start 19:30
チケット前売り 2500yen   当日 3000yen

★チケット予約・お問い合わせ
ギャラリーそら 0857-29-1622
borzoi record 0857-25-3785
食堂カルン 090-9068‐3721

Mail:chopiiin.info@gmail.com
※件名に[ショピン 鳥取予約]と明記の上、場所• お名前・お電話番号・チケット枚数をご記入いただき、 上記メールアドレスにお申し込み下さい。 確認後、折り返しご返信致します。

「カサネガサネ、ちょっとした春を届けにまいります。
2日目は、初!鳥取!!以前遊びにいった時、ここでライブしたいって、激しく思った土地でやっと実現しました!初めての場所はいつだって楽しみだけどどんな日になるか、待ち遠しいです。のんびりワンマンライブ!是非。」

★プロフィール

馨(SAKEROCK)、タカハシペチカ(ヒネモス)、野々歩(コケストラ)の3人が集まって、2006年活動開始。2011年、内田武瑠(ex
Good Dog Happy
Men)を正式メンバーにして、P-vineより3枚目のアルバム「春のソノタ」をリリース。野々歩の素直な歌声を囲む、ひと癖ある楽曲と演奏者たち。ア
コースティックの楽曲からひとたび音が広がると、がらくたや玩具も一緒に歌いだす。ちょっと古風な言い回しや、なんでもないひとときの情景を、おとぎ話の
ように歌い繋いでいく…。

幼稚園からFUJIROCKまで、全国の良きスポットに神出鬼没な、ちょっとおかしくて、じんわり沁み入る新しい音楽の形です。


ショピン → http://www.chopiiin.com/live/

身体の入った作品

山口敏郎さんとスペインの作家の展覧会、3日目です。

「赤い花」2010
山口さんは学生時代、一般的に使用されている絵具に違和感を覚え、在学中の4年間、そして卒業後は絵具の制作会社に入り3年間、顔料の研究に明け暮れました。近代美術以前の画家が描く画面の重厚さを目指してのことです。現在のチューブ絵具では同じようには描けないことに気づいたのだそう。
顔料の研究にも目途がつき、それを本場で試してみたくなり、渡欧。あちこち放浪したのちスペインの魅力に獲りつかれ、以来30年間、スペインを拠点に活動を続けています。

今回の展覧会は、Galleryそら1Fをライフワークである「記憶の種」シリーズをメインに展示。B1に2010年、2011年に制作された新しいシリーズを展示。2Fは山口敏郎さんが交流しているスペイン人の作家6人、招待作家、写真家池本喜巳さんの作品をメインに展示しています。

見応えのある内容ですので、ぜひ足をお運びくださいませ。

B1の展示です。
山口さんは去年から、溶かした和紙を加えた顔料を使って作品を
制作しています。画面が乾く段階で和紙が収縮し、意図しないマティエールが生まれるんだそうです。筆を一切使わず、顔料を手で混ぜ、表面の凹凸も指で描かれています。

強い意志を持ちながら、同時に無を目指す。身体性を重視していると山口さんはおっしゃいます。個の主張が強く求められるスペインで、日本人として生きている山口さんならではの必然かもしれません。

「天へ天へ」2011

「潮」2011

▲スタッフ杉本

山口敏郎さんを迎えて2日目の夜

アーティストトークと銘打っていましたが参加者からの質問や想いなどがいっぱい出て、それに真剣に答えてくださる山口さんに感動した夜でした。「絵は科学です」と言われるだけあって美大生の時代から絵の具の研究に7年以上かけて現在のマチエールに到達されたようです。添加物のいっぱい入ったチューブの絵の具は使用していないのです。山口さんが作った絵の具の持つ力強さ、発色、会場で是非お楽しみください。

▲左奥:池本喜巳。中央:山口敏郎。 右:(株)小田屋尾崎勤務。元滋賀県立近代美術館学芸員 尾崎佐智子)

作品と対話されているかのような山口作品のファンの女性。