TANICHOさんの個展、無事終了しました


TANICHO(タニチョ)こと谷上公弥子(くみこ)さんは今回の個展で懐かしい方々と会う事ができました。幼稚園の先生、小学校、中学校、高校の時の先生や同級生、親戚の人はもちろんのこと美術大学への道を進む時の力添えをいただいた方、そして↑写真の人、たなかかおるさんが最終日に会いに来てくださいました。TANICHOさんが佐治小学校の生徒だった時、たなかかおるさんのワークショップを受けました。その時にイラストレーターという職業を初めて知り、この道を志すきっかけにもなったという話です。たなかさんとこんな形で会えるなんて・・とTANICHOさん、興奮気味です(笑)
1週間はあっと言う間に終了しました。

TANICHO作 ふるさと 連作紹介

今日の日本海新聞にTANICHO(タニチョ)こと谷上公弥子さんの展覧会が紹介されました。さて「ふるさと」の連作の最後、3点を紹介します。佐治村も現在は中山間地域の問題をたくさんかかえていると思いますがTANICHOさんの絵を観ているとただただのどかな生活を想像してしまいます。。ほんの20数年前までは佐治も賑やかだった・・と呟かれている方もいらっしゃいました。う~ん複雑・・

▼TANICHOさんが通学していたバス。床がまだ木で出来ていたようですね!


この絵はTANICHOさんの幼い頃の写真から生まれた絵です。左手前がご本人です。お姉さん2人と弟さんの4人きょうだいです。あの頃は本当に良く積もっていたようです。TANICHOさんが佐治村で生まれ、18年間しっかりそこで生活したからこそ描ける絵です。貴重な記録絵でもありますね。

ふるさと連作紹介 後編

TANICHOさんの実家は佐治町の「たにがみ農園」です。TANICHOさんの連作12枚の絵の中には梨農家の四季が盛り込まれています。

▼佐治小学校での記憶満載です。


▲きっと今も続いているお餅作り・・おばあちゃん、お母さん。手前の赤い服の女の子はどうもTANICHOさんのようです。つきたて餅を食べてるのかな?美味しいでしょうね。お正月間近の恒例行事です。

▲秋から冬・・美しいふるさとの姿があります。

懐かしくあたたかいふるさとは佐治町

TANICHOさんの「ふるさと」連作、12作品

来場者が一番足を止めて観ているのがこの「ふるさと」作品です。誰でもがちょっと懐かしい情景だからでしょうか・・隅々までしっかり描いてある力作です。鳥取県は日本で一番人口が少ない県ですがその鳥取市の中で一番人口の少ないのが佐治町だそうです。まさに日本のふるさとです。

▲小学校の校庭で毎年11月にある、お祭りだそうです。


さじアストロパークは短大時代のアルバイト先でもあったそうです。あれやこれや描きたくてこんな構図になったそうです。

▲とんど祭りでしょうか?都会では絶対できないとんど・・大きな炎が温かそうです。

▲TANICHOさんのお母さんがモデルです。みんなが大勢あつまるお祝いの日でしょうか?ごちそうができているようです。おかあさ~ん!って呼んでみたくなります。

では次回4作品を紹介しますね。お楽しみに。

TNICHOさんの個展


タイトル: 夜  どうしても眠れない夜       谷上公弥子さん▲

▲10年間のお仕事関係の作品も含めた原画ファイルを覗き込む来場者。
TANICHOさんの才能がいっぱい詰まっています。

▲タイトル:NIGHT FLAY アクリル絵画 レイン/作「愛されないもの」という詩をもとに生まれた 絵です。
▼手描きの絵本製作。この絵本を元に上の絵を製作しました。

今日は冷たい雨が降っていますがギャラリーそらの会場は
あったかいですよ♡

TANICHOさんのお母様が飾ってくれたお花♡の形です。

TANICHOさんのこと

谷上公弥子さんことTANICHOさんはこのたび自費出版で絵本を作りました。
仁風閣の暖炉の中に住んでいる妖精?の2人が鳥取から大山の天狗さんの誕生日にプレゼントを持って砂丘や様々なところで出会った友達と共に(とうふちくわさんも出ます!)素敵なプレゼントを持って訪ねていくお話です。本当に鳥取LOVEなお話です。

▼地元のお友達がたくさんお見えになり楽しい話が弾んでいます。


▲昔から伝わる佐治谷話の中の3つを紙芝居にしています。

ご実家が梨農園をされているのでお母様が梨ジャムを使ったパイとブラウニーを焼いて持ってこられました。来場者にアップルティーと共にお出ししています♡今日と明日の来場者はラッキーですよ。谷上家のあったかい家族愛に包まれて育ったTANICHOさん。「ふるさと」という作品群も必見です!是非いらしてくださいね。